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STAR INTERVIEW

ペ・スジ「この役を逃したくなかった」

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29日、ソウルにあるカフェで女優ペ・スジがインタビューに応じ、様々なエピソードを語った。

Q:初放送を終えて、周囲の反応はどうでしたか?

ペ・スジ「この役を逃したくなかった」

「『アンナ』が放送されてから、本当にたくさんの人から連絡が来ました。楽しく見たと、次の話しが気になるとみんな聞くんです(笑)。賛否両論ありますがユミの味方をしてくれる人もいて有難いです。

長い間、台本を見て演技をしていましたが、完成したものを見たらもう少しこうした方が良かったとか、惜しい気持ちが大きいです。

知人やドラマを見てくれた人たちは良かったと言ってくれて、不思議ですが嬉しかったです」

Q:『アンナ』はスジさんがどうしてもやりたかった役だそうですね?

「私が今まで演じてきたキャラクターとは全く違う、新しい姿を見せたいという気持ちが大きかったです。この作品は誰が見ても、演じたがる作品だと考えていたので『取られないようにしなきゃ!』という気持ちもありました。プレッシャーもありましたが、責任感を持ち、一生懸命演じました」

Q:初の単独主演ですが、気をつけた点などありますか?

「元々どんな作品でも、現場の雰囲気を壊さないようにに気を遣っていましたが、今回はむしろ気を遣わないようにしました。自分だけに集中しても、テンションが高いシーンが少ないため、ちょっとでも嬉しいと表情に出ちゃうんです。なので、ユミの感情にだけ気を使うように努力しました。

人間は誰しも欲望を抱いていると思います。その欲望が現実になり、普通は妄想で終わるようなことも表現されていて、その微妙な瞬間を演技するのが楽しそうだと思いました。

私はユミやアンナとは違う人生を生きてきましたが、不安に思ってることは一緒だったりしていて。ユミは不満に思っていることが多いので、理解しようと努力しました。私が今まで経験した不安や、怒りを研究したら、ユミとして更に深みが出ると思いました」

Q:心理カウンセラーにアドバイスを貰いながら撮影したと聞きましたが?

ペ・スジ「この役を逃したくなかった」

「憂鬱と不安、ユミの基本的な心理状態に対してたくさんアドバイスを貰い、言葉遣い1つに関しても質問しました。実際にカウンセラーの方に初めて会う日は、よく見えたくて少し猫を被ってしまう気持ちがありました。もしかしたら、これもアンナが持っている姿の1つなのかとも考えました。

実際に私が周囲の人たちに、どう見られたいのかについてもたくさん悩みました。ユミは観察力がある人物なので、まばたきにも神経を使いました」

Q:ユミやアンナを演じてみてどうでしたか?

「ユミの立場でずっと考えなければならないですが、誰しもユミのような考えをする時があると思います。この作品を通じて自身について理解を深められた気がしますし、日記もまた書き始めました。アンナの立場で考えて日記を書いてみたりもしました。私が感じた感情を記録したかったんです」

Q:150着以上の衣装や様々なヘアスタイルに注目が集まっていますが?

「制服を着ての演技も難しくなかったです。監督から6歳のユミを演じられるとも言われました(笑)。前半は華やかな服装だけど田舎っぽさも残していて、後半になるほどシンプル且つ、高級感のある衣装を着用しました。

ウェディングドレスは台本にも、“女王のようなユミ”と書いてありました。衣装合わせの時も、本当に派手なものを着ようとスタッフさんと話していました。旦那とではなく、自分自身と結婚するという考えで、誰も着ないような華やかなドレスを着ました」

Q:アラサーになりましたが実感はありますか?

「私はまだアラサーという実感が湧いていないのですが、時間が過ぎるのが本当に早いと感じます。一生懸命に生きてきましたが、惜しい気持ちも多いです。30代はもっと良い姿をお見せしたいですが、少し休みながらやっていきたいです」

(c)STARNEWS
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