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STAR INTERVIEW

シン・ヒョンジュン、あの一件から復帰…「とても困惑し、辛かった」

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シン・ヒョンジュン、あの一件から復帰…「とても困惑し、辛かった」

俳優シン・ヒョンジュンが2冊目のエッセイであり、5冊目の著書である「響き」を書くことになった理由を明らかにした。

昨年12月に出版したエッセイ「響き」は、彼の自叙伝。家族から得た愛と教え、社会生活を通じて出会った人々から得た教えと教訓などが含まれている。

「以前からメモをする習慣があり、学生時代は校誌などに文章を書き、よく選ばれていました。20歳の時に、運良くイム・グォンテク監督の映画『将軍の息子』でデビューし、僕にとって師匠である監督からもメモの重要性を教えてもらいました。イム・グォンテク監督は物事を見る時に可能な限り肯定的な視線で見て、常に観察し、観察で終わるのではなく心に保存するようにと。そのためには忘れてはならないとおっしゃっていました」

職業柄全国を渡り歩いていたシン・ヒョンジュンは、多種多様な人生を生きる方々と出会い、多くのことを感じ、メモを取り続けたという。

「(これらを)多くの方々と分かち合うべきだと思っていましたが、これまではその機会がなく、今回こうして機会をいただいたので“一度編集して作ってみよう”と思ったことがきっかけでした」

シン・ヒョンジュン、あの一件から復帰…「とても困惑し、辛かった」

シン・ヒョンジュンにとって「響き」は、2冊目のエッセイ、5冊目の著書だ。これまでシン・ヒョンジュンは、信仰書籍「告白」、童話2冊、演技に関する本まで様々な話を本として発刊してきた。

「『響き』は、日常の大切さ、家族の大切さ、周囲の人々が自分にとってどれほど大切なのかについて、再び感じてほしいという思いから出発しました。とある客室乗務員の方が、本人のSNSで僕の本の言葉を引用してくれ“日常が大切だと思わなかった”と書き込んでいました。人々は快適だった瞬間を失ってしまう瞬間があります。例えば、子供たちの笑い声、父親と向かい合って座った食卓が日常。でも、父親が亡くなった後は日常ではない。常に懐かしく、後悔し、もう少し親孝行しておけばよかった、もう少し抱きしめてあげればよかったと思います。僕は7年前に父が亡くなったので、僕が感じた後悔を通じて皆さんの後悔が減ってほしいです」

シン・ヒョンジュン、あの一件から復帰…「とても困惑し、辛かった」

一方彼は昨年7月、元マネージャーのキム氏から、13年間不当な扱いを受けたという内容のパワハラ疑惑、薬物違法投薬疑惑などを暴露され、訴状も提出された。それから4ヶ月後の11月、検察は事件について嫌疑なしで不起訴処分を下している。この騒動があった頃、シン・ヒョンジュンは家族や同僚のおかげで辛い時間を耐えることができたと打ち明けた。

騒動後、シン・ヒョンジュンは放送活動をすべて中断していたが、1月17日にMBNバラエティ番組『もっと食べて行って』を通じて約6ヶ月ぶりに復帰、SNSも再開。彼は仁徳(インドク)大学放送芸能科の学科長になった後、新型コロナウイルスの影響で授業を非対面で進めてきた。

また、シン・ヒョンジュンはKBS『芸能街中継』の進行を10年間務め、様々な芸能界のニュースに接してきていたこともあり、「悪質コメントや、僕のようなことを経験して極端な選択をした同僚、後輩、先輩たちを見ると、胸が痛かったです」と語った。

「僕も20歳でデビューして、多くの先輩方、出会った人々から『気をつけて生きなさい』、『行動をする前にまず考えてから口にしろ』、『考えてから行動しろ』と言われました。体にしみついていましたが『芸能街中継』を10年続けたことで、それが8000倍になりました。生放送前に、10人の作家さんと会議をし、情報提供も受けるため、“気を付けなければ”と感じました。ですが、想像もしていなかったことが起きてしまいました。とても困惑し、辛かったです」と明かした。

当時、怒りが込み上げてきたという彼は「(世間から)誤解されていたので“自分の気持ちをSNSに残そうか”と思っていました。(こういう状況なので)僕が決心したこと全て無残にちってしまいました。当時、たくさんの方が僕を心配して電話をくださいました。その中でもパク・ジュンフン先輩は、僕の心が崩れてしまうのではないかと毎日電話をくださいました。同僚のみんなも電話をくれて、叱ってくれもし『時間が解決してくれるよ』と励ましてくれました」と当時を振り返った。

シン・ヒョンジュン、あの一件から復帰…「とても困惑し、辛かった」

デビュー31年目にして初めて休暇をとったという彼。妻は、シン・ヒョンジュンが最悪の考えをしてしまうのではないかと、彼を一人にはしなかったという。

「妻は強いです。あの件から、子どもと僕を一緒に連れて歩いてくれて、さらに強くなった気がします。妻には本当に申し訳なく、感謝の気持ちでいっぱいです。力になってくれて、家族ではなかったら乗り越えられなかったと思います。

“神様はどうして僕にこんなことをするのだろうか”とも思いました。以前、エッセイ「告白」を書いたときに、最後に『どんな苦難が来ようとも、怖くない。神がくださった苦難は乗り越えられる苦難であり、時が過ぎれば、その時が無駄ではなかったと気がつけるから』と書いたんです。なので、“なんで僕に”と思いながらも、前向きな方向に考えていました。なので乗り越えられた、というのもありますね」

(c)STARNEWS
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