ニュース コラム グッズ 来日情報 お問合せ

全コーナー一覧

サイトマップ

▼検索したいコーナーをお選びください。

STAR INTERVIEW

ハ・ジウォン、“大学生役”を強く拒否したエピソード明かす!デビュー24年、長続きの秘訣はシンプルに「好きだから」

(全1ページ)
ハ・ジウォン、“大学生役”を強く拒否したエピソード明かす!デビュー24年、長続きの秘訣はシンプルに「好きだから」

女優ハ・ジウォンが、久しぶりにスクリーンに帰ってきた。

ハ・ジウォンは秋夕公開映画『担保』(監督カン・デギュ)でソン・ドンイルキム・ヒウォンと共演した。

『担保』は、荒々しく無知な債券取立て業者ドゥソク(ソン・ドンイル)と、彼の後輩ジョンベ(キム・ヒウォン)が取り立てに行き、9歳のスンイを担保として預かることで始まる物語を描いた作品だ。ハ・ジウォンは大人になったスンイを演じた。

映画の中で20歳の大学生を演じるた彼女は、40代にもかかわらず20代のような初々しさを誇った。また、ハ・ジウォンは映画の中でソン・ドンイル、キム・ヒウォンと家族になっていく姿を披露し、感動を伝えている。

久しぶりにスクリーンにカムバックしたハ・ジウォンに会って、映画について話を聞いた。

Q:久しぶりのスクリーンカムバックです。20歳の大学生を演じられましたが、いかがでしたか?

「現場がとても楽しくて、久しぶりに映画だということを忘れて撮影しました。(20歳役は)私は強く反対しました。ところが、大学生のスンイがけん引してくれたら、後半の感情線を自然にけん引できるはずだと言われ、仕方なく私が演じました。私は本当に嫌でした。それでもできる限り幼く見えるように、衣装やヘアスタイルで大学生に見えるよう気を使いました。端正に見えるシャツとジーンズ。色味やメイクで若く見える雰囲気を作ろうと思いました」

Q:撮影しながら現場でたくさん泣いたと聞きました。完成した映画を見ていかがでしたか?

「完成した映画は、マスコミ試写会の時に初めて見ましたが、おもしろかったです。感情線が若いスンイとちゃんと繋がり、伝わるかが一番気がかりでした。映画を見た一人一人の感じ方は違うと思いますが、父という存在について考えさせられる映画です。すべての娘に父親は存在しますが、全員違います。私も父の存在を思い出しました。私は父が亡くなったので、パパと呼べる瞬間が懐かしくもありました」

Q:出演分量が子役と分けられているにも関わらず、感情をけん引する役割です。簡単に出演決定できなかったと思いますが、どのように決められましたか?

「スンイはいつもおじさんと呼んでいたのですが、途中からパパと呼ぶようになります。他人だった人たちが家族になる過程が、私には本当に大きく感じました。最近は家族でもあまり会えない人も多い中、家族ではなくても家族のように過ごす、そんな関係が私には一番大きく感じました。観客の方々にも本物のように感じてもらいたいという願いがあります」

ハ・ジウォン、“大学生役”を強く拒否したエピソード明かす!デビュー24年、長続きの秘訣はシンプルに「好きだから」

Q:子役の感情を受け継いで演技をすることは容易いことではなかったと思います。

「幼いスンイと私は少し似ている点があります。パク・ソイちゃんもエネルギッシュで明るく、お母さんを探さず、現場でよく遊んでいました。パク・ソイちゃんが持つエネルギーが映画に溶け込んでおり、現場で明るく楽しく過ごし、笑う、そういうところも似ていたので、ベースは似ていたのではないかと思います」

Q:『担保』で娘の役割を演じながら、ソン・ドンイルさんの“犬娘(無茶なふるまいをする娘)”の一人になりましたね。

「娘ではなく、恋人役として共演したいとジョークをよくおっしゃっていましたが、現場では実際の娘のように接してくれました。ソン・ドンイル先輩の自然な演技がとても好きで、一緒に演技をしてみたかったです」

Q:ソン・ドンイルさん、キム・ヒウォンさんがハ・ジウォンさんはよく笑うと言っていました。インタビュー中もよく笑っている気がします。

「今はマスクのせいで普段の50%しか笑っていません(笑)。周りの人からもよく笑うと言われますが、私はよく分かりませんでした。でもtvN『車輪のついた家』を見ながら“私は本当によく笑ってるんだな”と感じました。元々よく笑い、一人でもよく笑う気がします。楽しくて笑うだけではなく、予期せぬことを見ながらも笑い、一人で笑うことも多いです」

Q:これまでロマンス、恋愛ドラマなどによく出演されてきました。

「実際の年齢よりも若い役をたくさん演じてきました。私の年齢で表現できるキャラクターや年齢に合った役も演じてみたいです。これまで多くの作品に出演してきましたが、これからはより多くの作品に出演していきたいと思っています」

Q:今年で24年目を迎えられます。演技を続ける秘訣は何ですか?

「好きなのだと思います。いつかうんざりして、やりたくなくなる日が来るかもしれませんが、今はとても好きなことをしているのでエネルギーをすべて注ぐことができます」

Q:ドラマ演技大賞を受賞し、大ヒット映画の主人公も演じましたが、女優として次の目標は何ですか?

「複数の目標があります。常に映画に対する物足りなさを感じています。これまで映画では、キャラクター的、ジャンル的なものをたくさん演じてきましたが、より自然な演技をしてみたいです」

ハ・ジウォン、“大学生役”を強く拒否したエピソード明かす!デビュー24年、長続きの秘訣はシンプルに「好きだから」

Q:ハ・ジウォンと言えば、アクションが上手い女優という修飾語がありますが、ご自身もアクション演技に誇りを感じていますか?

「はい。自負しています(笑)。アクションが好きな理由は、アクションが体で表現する別の言語と考えているからです。アクションシーンを演じる時の基本的なものをベースとして、そこに合わせて自由に表現しようと努力しています」

Q:共演する俳優陣とはいつも“ケミ(相性)”がいいですが、秘訣は何ですか?

「私は演技をする時に壁を作りません。オープンです。すべてを受け入れて、すべてを与えるタイプです。そうやって呼吸を交わすことが好きなので、演技を続けるという考えもあります」

Q:恋愛や結婚にもオープンマインドですか?

「結婚と恋愛はそう考えたことがありません。私は結婚しなければならない、恋愛をしなければならないと思って生きるスタイルではありません。自然に結婚がしたければ、結婚するのではないかと思います。非婚主義者でもないです。結婚は機会があればすると思います。韓国は結婚率、出生率が低いですが、私もそのうちの一人です(笑)」

Q:最後に『担保』を見に来る観客の方々にご挨拶をお願いします。

「このような時期なので、慎重な思いもありますが、家族と一緒に『担保』を見てほしいです」
(1/1ページ)
≪前へ
次へ≫