ニュース コラム グッズ 来日情報 お問合せ

全コーナー一覧

サイトマップ

▼検索したいコーナーをお選びください。

STAR INTERVIEW

『ディーバ』イ・ユヨン、「女性ばかりの現場で…」シン・ミナとの共演についても語る

(全1ページ)
『ディーバ』イ・ユヨン、「女性ばかりの現場で…」シン・ミナとの共演についても語る

女優イ・ユヨンが、スリラー映画でスクリーンへ。

神秘的な瞳に優しい印象の彼女は、映画『ディーバ』(監督チョ・スルイェ)で観客に緊張感と恐怖を与えた。彼女は、映画に登場する自身の姿に興奮したと語る。

ダイビングを素材にした同映画に挑戦したイ・ユヨン。彼女は映画と、女優としての自らについて語った。

『ディーバ』は、ダイビング界の女王イ・ヨン(シン・ミナ)が、謎の交通事故に遭った後、潜在的な欲望と狂気が目覚め、起こる、ミステリースリラーだ。
イ・ユヨンは映画の中で、イ・ヨンの親友スジン役を演じ、謎のキャラクターとして活躍した。

イ・ユヨンは『ディーバ』のために撮影前からダイビングの訓練を受けて練習に没頭。決して容易ではない映画だったにもかかわらず、彼女が『ディーバ』を選択したのは、ダイビングという風変わりな素材に惹かれたからだ。肉体的には大変だったが、勇気のある挑戦であり、その挑戦は成功的だった。

「ダイビングという素材に惹かれました。女性キャラクターがよく表現されている部分にも満足感を感じました。ダイビングの訓練は大変でしたが、実力が伸びているのを見て力が湧いてきました。逆に精神的に大変な時がありました。気持ちではうまくできる気がしていても、体が思い通りに選手のような動きにならず大変でした。映画の中で逆立ちをするシーンは、私がとても欲張ったシーンです。でも最初は壁に向かって支えてもらって倒立することですら怖かったです」

『ディーバ』イ・ユヨン、「女性ばかりの現場で…」シン・ミナとの共演についても語る

イ・ユヨンは劇中、シン・ミナと一緒にダイビング選手の役に扮し、水着を着て演じている。当たり前のことかもしれないが、撮影中に水着を着ることは女優としてもプレッシャーであり、心配もしたはずだ。イ・ユヨンはそういったプレッシャーを克服した。

「最初は水着を着て撮影することに対して、かなり心配していました。私はビーチで水着を着ることですら恥じらいを感じます。多くの人が見る映画の中で水着を着て撮影しなければならなかったため、スタイルを評価されるのではないかというプレッシャーも最初はありました。最初は体を隠して撮影を始めました。ダイビング選手が着る水着を着用したら実力も伸びると言われたので、果敢に挑戦してみました。最小限の服を着た時、水の抵抗も少なくなります。美しくなければならない役柄だったらもっと心配していたと思いますが、幸いにもそうではなかったので、訓練しながら適応し、変わろうと努力を続けました。」

イ・ユヨンはシン・ミナと共演し、ミステリアスな雰囲気を醸し出した。親友であり、ライバルとして登場するため、2人の間の緊張感も感じられるが、ワンシーンに登場する姿は調和を成している。実際のケミはどうだったのだろうか。

「男女のように、女優同士にも“相性”があります。私とシン・ミナさんはとてもよく合っていると言ってもらえたので、嬉しかったです。ダイビングを一緒にしながら友達のように親しくなることができた気がします。私の方が年下なので、先に飛び込みたかったのですが、体がついてきてくれませんでした。ミナさんがいつも先に飛び込み、私も刺激を受けて、より一生懸命頑張りました」

『ディーバ』イ・ユヨン、「女性ばかりの現場で…」シン・ミナとの共演についても語る

スリラー映画に登場するイ・ユヨンの姿は、新しく感じられる。神秘的な瞳の中に秘密を秘めたような姿は、観客を魅了する。

「映画の中のスジンは、本心を知ることができない人物です。そのような部分で私と似ている点があったように思います。スリラーの中で私が恐怖感を与える存在になる気分は痛快でした。ですが演じる時、恐怖を与える存在としてスジンを表現しませんでした。ところが、編集と音楽の力で私が見ても恐ろしい姿になっているところがあって、興奮しました」

『ディーバ』は、女性制作者と女性監督が作った女性主演の映画だ。深みのある内容と一風変わったキャラクターも、女優たちには新しい経験になった。

「韓国では、女性キャラクター、女性映画に限界があるため、『ディーバ』がヒットしてほしいという気持ちがより大きいです。この映画がヒットしてこそ『ディーバ』のように幅広い女性の役が誕生します。女性が多い現場だったので、なんとなくより団結して撮影できた気がしました。女性が多くて大変じゃなかったか、妬みや嫉みはなかったかという質問も受けましたが、現場はそういう雰囲気ではなかったです。意気投合し、本当に良い力が湧く現場でした。

女性映画、女性主演、女性監督、女性プロデューサーなど、女性映画人にとって踏み台となる映画になることを願っています」
(1/1ページ)
≪前へ
次へ≫