カン・ドンウォン、「ハンサムさが弱点」監督にそう言わしめた完璧ビジュアルに、本人は…?
(全1ページ)
俳優カン・ドンウォンが『半島』出演を決定し、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(以下、『新感染』)よりもいい続編を作らなければならないと悩んだと語った。
10日午後、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のカフェで映画『半島』(監督ヨン・サンホ)のラウンドインタビューを行った。
映画『半島』は『新感染』から4年、廃墟となった地に残された者たちが繰り広げる最後の死闘を描いたアクションブロックバスターだ。カン・ドンウォンはヨン・サンホ監督が2017年の『新感染』以来3年ぶりに公開する続編である『半島』の主人公として、映画をけん引することになった。
―出演は悩みませんでしたか?
「より良い続編を作成しなければならないと悩みました。それでこそ既存の映画を好きな方々が喜んでくれるだろうと思ったので。最も重要だったのは、『新感染』が好きだった方々をどのように満足させるかということでした。幸いなことにそういったプレッシャーは、シナリオを読んで解消され、監督と話しながら解決していきました」
―ゾンビ俳優たちとアクション演技を繰り広げられましたが、いかがでしたか?
「これまではゾンビとアクションを演じることを想像したことはありませんでした。追い払わなければならない敵だとばかり思っていたので。いざアクションを始めると、ゾンビたちは防御ができないので、僕が配慮し、ゾンビの方々が怪我をしないように気を使わなければならなかったので、息を合わせるのが少々大変でした。
そして、唾がよく飛びました(笑)。ゾンビの方々ができることと言えば、『うわ~』と言いながら迫ってくることしかありません。口を開けて声を出すので、唾がよく飛びます。僕の上に乗ってアクションをするので、唾が垂れてきて。唾液が出たら飲み込むものですが、ゾンビは飲み込むことができなかったので、そのまま唾がかかりました。気分の良いものではありませんでした(笑)。でも、カットがかかるとゾンビを演じる方々が『申し訳ありません』と言いながら唾を拭こうとしてくれました」
韓国を代表する美男俳優カン・ドンウォン。彼の美貌は作品に出演するたびに話題となる。
―毎度話題となるビジュアルについて、悩まれることはありますか?
「僕もなぜそう注目されるのか、よく分かりません。ストレスは感じません。僕は自分の仕事に最善を尽くし、足りない点があれば満たそうと思うので」
―ヨン・サンホ監督から「ハンサムな顔が弱点になるくらい多くのものを持っている俳優だ」と言われていました。顔が弱点だと思われますか?
「思わないですね。他の俳優が演じられない役を、僕は演じることができ、僕が演じることができない役を、他の俳優が演じることもあります。俳優によって各自適したものがあり、自分の演技の幅を広げながら、より良い俳優になれると考えていますので。
僕が何かを悩んだり、あるいは僕の至らぬ点を考えたり、様々なことを悩んだ時は最大限広げて考え、実践は最小限にして行います。数学的に計算し、グラフを最大化させて悩んで最小限にまとめて再度悩みます。僕がすべてのことを行うことはできないと分かっているので、一つずつ挑戦しようと思います。将来、何を任されても良い役者になりたいですね」
一方、『半島』は7月15日に公開する。
(1/1ページ)