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STAR INTERVIEW

チェ・ウシクに『パラサイト 半地下の家族』ヒット以降、できた悩みとは?!

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チェ・ウシクに『パラサイト 半地下の家族』ヒット以降、できた悩みとは?!

昨年、ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族(以下、パラサイト)』で全世界を股に掛け、栄光の瞬間を共にした俳優チェ・ウシクが、映画『狩りの時間』(監督ユン・ソンヒョン)で帰ってきた。ポン・ジュノ監督の悲喜劇で作品をリードしたチェ・ウシクが、ユン・ソンヒョン監督が作り上げた近未来のディストピア的世界では若さの稚気を描き出した。

『狩りの時間』は、新しい人生のために危険な作戦を計画する4人の友人と、彼らを追いかける正体不明の追撃者との息の詰まる“狩りの時間”を描いた追撃スリラーだ。

劇中、チェ・ウシクはギフン役を演じた。彼はインタビューを通して『狩りの時間』の中のギフンの物語と『パラサイト』以降、次の演技に邁進している俳優チェ・ウシクについて語った。

―新型コロナウイルスの影響で『狩りの時間』の公開が延期され、紆余曲折の末に映画は劇場を諦め、Netflixで公開されました。

「僕はポン・ジュノ監督の『オクジャ』でNetflixというプラットフォームに接しました。個人的に、Netflix公開が映画『パラサイト』以降、海外の方にいち早くご挨拶できるきっかけになった気がします。奇跡と考えることもできますが、海外の方にも早くお見せしたかったので、個人的には良い機会だったと思います」

―『狩りの時間』になぜ出演することになったのか、教えていただけますか?

「作品を決める時に真っ先に考えるのが、作品を演じる過程です。イ・ジェフンさん、アン・ジェホンさん、パク・ジョンミンさん、パク・ヘスさんたちと共演する過程はどんなものだろうというときめきが大きかったです。ギフンはこれまで見せたことのないキャラクターだったので、とても惹かれる人物でした。もちろん、映画『番人』が面白かったので、監督に対する好奇心もありましたし、何よりも一緒に共演した俳優陣がとても素敵な方々だったので、そこも気になりました。もう一つは、この作品の完成形を見たかったからです」

チェ・ウシクに『パラサイト 半地下の家族』ヒット以降、できた悩みとは?!

―イ・ジェフンさんはチェ・ウシクさんを実の弟にしたいと言っていました。年上の役者さんたちとの共演はいかがでしたか?

「僕が一番年下なので、兄さんたちは僕をとてもかわいがってくれました。僕がいたずらをしても兄さんたちは大目に見てくれました。兄さんたちと一緒に演技できてよかったです。兄さんたちと現場で最高のベストフレンドのように楽しく遊びました。緊張感あふれるシーンを撮影しているときでも楽しかったです。現場には遠足に行く感覚で行っていました。もちろん演技は緊張感を持ってやりましたが、撮影前に仲間たちが緊張感を和らげてくれ、僕はすぐに仲良くなれないタイプなのですが、兄さんたちから来てくれてすぐ仲良くなれました」

―『パラサイト』で世界を股にかけましたね。『パラサイト』以降、変わった海外の反応を実感していますか?

「想像もできなかった大きな愛を受けて、常に感謝しています。海外の反応で一番目立つのは、Instagramのフォロワー数が大幅に増えたことです。そこで真っ先に実感がわきました。韓国の方々もたくさん応援してくださいましたが、『パラサイト』が世界に進出し、海外のファンも増えて僕のフォロワー数もたくさん増えました。とても不思議でした。さらに不思議なことは、海外のアメリカンフットボールの有名選手も僕に応援メッセージを送ってくれ、アメリカの俳優も僕に応援メッセージを送ってくれました。また、今『狩りの時間』がNetflixで公開され、海外でもすぐにご挨拶できるようになったので、海外にいる僕の友人も喜んでくれて、両親も喜んでくれたので孝行息子になった気がしています」

―作品の満足度はいかがですか?

「僕がハンサムに見える気がします(笑)。最初作品を準備する時、ヘアスタイルへの心配がありました。ユン・ソンヒョン監督がおっしゃったのは、ギフンはレオナルド・ディカプリオが反抗期時代に見せたあの髪型にしてほしいというものでした。僕の写真の横にディカプリオの写真をくっつけて、参考図として見せてくれて。僕の写真とディカプリオの写真2枚をくっつけて見ると、あまりにも差がありました。僕がこのヘアスタイルをしても雰囲気は出ないと思い、とても心配しましたが、それでも満足のいく仕上がりになりました。ハンサムに仕上がったというよりは、ギフンにぴったりな感じの仕上がりといった感じです。

そして、僕はハン役のパク・ヘスさんと一緒の撮影があまり多くありません。映画を見ると、ハンというキャラクターがとても素敵でした。ヘスさんがセリフもなく見つめる雰囲気も僕が思っていたものと似ていて良かったです」

チェ・ウシクに『パラサイト 半地下の家族』ヒット以降、できた悩みとは?!

―パク・ソジュンさん、パク・ヒョンシクさん、防弾少年団(BTS)のキム・テヒョンさん、Peakboyさんなど仲良しの“ウガファン”の友達の反応はどうでしたか?

「Netflixで見られることが大きな利点の一つだというのは、忙しくても見ることができるからです。忙しい友達も時間を割いて見てくれました。みんな称賛してくれたのですが、僕が悪口を言う姿が印象深かったのか、僕のセリフを真似しながらからかってきました(笑)」

―映画の中のギフンは休む間もなく悪口を言い続けるキャラクターですよね。ユン・ソンヒョン監督は「台本には悪口はあまりなかったが、役者たちが追加した」と言っていました。

「そうだったかな…(悩み)。今になって考えてみると、セリフに悪口はありましたが、それほど多くなかった気がします。よく考えてみると、ギフンがジュンソク(イ・ジェフン)には悪口をあまり言いません。サンス(パク・ジョンミン)にもあまり言いませんが、チャンホ(アン・ジェホン)には本当によく悪口を言います。キャラクターを作る時、僕が思ったのはギフンとチャンホの争う姿だった気がします。

本当の兄弟のような友達だったら何を見せられるかと考えると、仲が良かったら言葉使いが荒くなって悪口をよく言うと思いました。なので、悪口をたくさん言うようになった気がします。映画の初シーンでチャンホと登場するシーンを初日に撮影しました。そのシーンを一日中撮影したんです。44テイクにもなりました。テイクが増えるにつれ、悪口も増えていって。悪口を追加し続けた結果、そのシーンが出来上がりました。そんな形で最初のスタートを切ったので、それが繋がって悪口が多くなりましたね」

―多様な作品で若者の姿を演じてこられましたね。

「若者の姿を見せようと思ってわざわざ選んだわけではありませんが、そういうキャラクターは成長過程や見せられる魅力が多い気がします。ポン・ジュノ監督は、僕がなぜか胸が痛くなるような顔をしていると言っていました。そんなイメージ的なものもあったのかなと思います。キャラクターが成長すると、僕も作品を通じて成長したかのように感じます。僕が一番よく表現する領域帯がその年代で、ヒゲを付けるような役を演じたいですが、オファーはありません(笑)」

チェ・ウシクに『パラサイト 半地下の家族』ヒット以降、できた悩みとは?!

―『パラサイト』以来、ハリウッド進出の話が出続けていますね。

「とてもありがたいことに、僕が英語でインタビューをすると海外の方が僕に関心を持ってくださいました。それ以来、オファーが続いています。最近も少しずつオーディションテープを送っていて、今年初めに話があった映画は議論中です。その映画は、今年の撮影を予定している作品ですが、まだ完全に出演が確定したのではなく、話し合っているところです。ハリウッド進出はタイミングが合ってこそ可能だと思います。欲を出して必ず進出しなければならないという気持ちはありません。

『パラサイト』もそうですが、韓国映画で海外から愛されたのであって、僕が海外映画に出演して喜んでくださるわけではないと思います。今韓国でもっと一生懸命頑張って、韓国映画を海外の観客がもっと好きになってくれることを願う気持ちも大きいです」

―『パラサイト』以降の計画は、悩みは?

「どうしても作品に対する心配や悩みがあります。それ以前に負担が生まれ、より欲も出ます。欲が大きくなるといけないことは分かっていますが、どんどん欲が大きくなるので負担が生まれる気がします。次は本当に軽い、カメラの前で遊ぶような演技をまたやってみたいです」

(c)STARNEWS
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