ミュージカルで復帰のSJキュヒョンにインタビュー!
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歌手兼俳優のキュヒョンが、除隊後『笑う男』でミュージカルの舞台に復帰した感想を明らかにした。
キュヒョンは5日午後、ソウルの某カフェでミュージカル『笑う男』に関するラウンドインタビューを行った。
ミュージカル『笑う男』は、フランス人作家ビクトルユーゴーの『笑う男』が原作だ。身分差別が激しかった17世記のイギリスを背景に、恐ろしい怪物の顔をしているグウィンプレンの旅についての物語。グウィンプレンの視点で正義と人間性が崩れた世相を批判し、人間の尊厳と平等の価値について描いている。2018年の初演から2年ぶりに再演することになった。
キュヒョンはグウィンプレン役を演じた。グウィンプレンは奇妙に引き裂かれた口、そして“永遠の笑顔”を持つ人物。彼の永遠の笑顔の裏には、普通の人と同じように夢を抱いている。
2006年にSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバーとしてデビューしたキュヒョン。彼は2010年にミュージカルの舞台へと活動の幅を広げてから、ミュージカル俳優として10年目を迎えた。2017年5月に忠南(チュンナム)論山(ノンサン)陸軍訓練所に入所し基礎軍事訓練を終えた後、社会奉仕要員として兵役の義務を果たした。そんな彼が召集解除後の復帰作としてミュージカル『笑う男』を選択したのだ。
キュヒョンは「途中3年半の空白期がありました。10年目と言うととてもすごい感じがしますが、年輪がある俳優になったとは思いません。久しぶりに『笑う男』でミュージカルをすることになり、かなりの緊張と心配をしました。ですが始まる前の心配をよそに、無事公演中です」と久しぶりにミュージカルの舞台に復帰した感想を語った。
1月9日に開幕したミュージカル『笑う男』。キュヒョンは21回公演のうち、計11公演に出演する。彼は「“もう半分終えたのか”という気分です。公演は楽しいので、もうあと半分しか残っていないという事実に残念さを覚えます。公演をしながらレッスンを新たに受けたので、スキル的な部分が変わりました。初回公演と比較すると、ナンバーを歌う点でスキルの違いがあります」と説明。
同ミュージカルに関して、オク・ジュヒョンからアドバイスしてもらったという。
「ミュージカル『笑う男』はナンバーが難しいというよりも、感情を表現するのが難しかったです。初回公演と今の公演では異なる部分があるんです。それは、僕にアドバイスをくれた方がいらっしゃったからできたこと。『笑う男』のリハーサル撮影をしたのは忠武(チュンム)アートホールだったのですが、そこで(オク)ジュヒョンさんに会いました」
当時、オク・ジュヒョンは『笑う男』のリハーサルを撮影した忠武アートホールで、ミュージカル『レベッカ』を公演中だった。
「ジュヒョンさんが『笑う男』のリハーサル映像を確認したそうなんです。ジュヒョンさんは僕に『もう少しアドバイスできる部分があると思う』と言ってくださったので、レッスンを受けました。ジュヒョンさんも公演中だったのに、僕のレッスンをしてくださったんです。どこを使って発声するべきか、ナンバーを消化する時の発音、些細な呼吸など細部にわたってアドバイスしてくださいました。事務所を通して、僕が公演している姿を収めた映像を送り、コンフォームを受けました。それがあって今上手くいっているのではないかと思います」
また、キュヒョンは自身と同じロールを演じたEXOのスホに対する愛情を示した。
「グウィンプレン役同士で、応援し合っています。お互いに感情、セリフなどについてたくさん相談し合いましたし、何度も練習しながらモニタリングもしてくれました。もちろん、お互いの公演のモニタリングではないですけどね(笑)。スホは愛らしいグウィンプレンです。あばたもえくぼに見えるかも知れないですが、何をしても可愛くて愛らしいグウィンプレンを表現しているような気がします」
キュヒョンが出演するミュージカル『笑う男』は、1月9日に開幕し、3月1日まで芸術の殿堂で公演される。
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