キュヒョン インタビュー
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最近の国防の義務を終えて戻ってきたスターの中で、SUPER JUNIORキュヒョンほど大きな注目を受けたスターはいただろうか。
5月は特に我々の元に戻ってきたスターは多かったが、その中でもキュヒョンに向けられた関心は凄まじいものだった。
除隊前から放送業界では、キュヒョンを最後にSUPER JUNIORの全てのメンバーが国防の義務を終えただけに、歌手活動への期待も非常に高かった。
キュヒョンは自身を取り巻くおびただしい関心にも「SMエンターテイメントの力」だとおどけて笑う余裕を見せた。
しかし、キュヒョンに向けられた世間からの関心は事実だった。
彼が除隊した日、勤務していたソウル城北視覚障害人福祉センターの前には、キュヒョンを見るために(訪れた)ファンでごった返した。ところが彼は、深くお辞儀をしただけで、すぐに準備されていた車に乗り、現場を後にした。
インタビューでキュヒョンは、まず当時の状況について説明した。
「まずは、これと言って何にもとりえのない僕に、遠くから会いに来てくださった全ての方に感謝します。除隊日に挨拶をしたかったのですが、現役兵として国防の義務を終えたわけではないので、大々的に『戻ってきました』と言うのが嫌だったんです。多くの方は僕が過去に交通事故に遭ったために、代替服務だったことをご存知ですが、その事実を知らずに頭ごなしに罵られる方が多いのも事実です。海外ファンの方も沢山来てくれてありがたかったのですが、現場で話が出来なかった僕の状況も少しは理解していただけたらと思います」
このように、まずは了承を願う言葉を伝えたキュヒョンは「芸能界に復帰したのがまだ信じられません。次の日起きたら出勤しなければと思っちゃいます」と話し「本業に戻ってこれて幸せです。メンバーも全員が軍服務を終えたので、SUPER JUNIORの完全体は今年中に見られると思います」と復帰の感想を明らかにした。
除隊と共にキュヒョンは20日、3枚目のシングルアルバム『he day we meet again』を販売し、まずはソロ歌手としてカムバックした。
今回のアルバムは、入隊前にファンのために販売した『Goodbye for now』の延長線上にあるアルバムで、入隊前にファンと『Goodbye for now(再び会う日)』を待ちながら挨拶したキュヒョンは、2年が過ぎた今、自身を待っていてくれたファンに『The day we meet again(君に会いに行く)』の意味を込めて、感謝の気持ちを伝えている。
キュヒョンは除隊と同時に復帰したい気持ちで、代替服務をしながらも、デモテープを集めるなど、アルバム作業を並行した。キュヒョンは「そうして集めた曲を除隊してすぐ、その日に録音する等してアルバム作業を行っていました。なので、除隊後は一度も休めていないです」と明かした。
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