シン・ヒョンス インタビュー
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『ウラチャチャワイキキシーズン2』でシン・ヒョンスは、クク・キボンに扮し、突拍子のない、少し抜けている男性を魅力的に演じた。
インタビューで見たシン・ヒョンスの姿は、ずっと落ち着いていて真面目な印象だったが、純粋なところはクク・キボンと似ていた。“聡明で礼儀正しい人”、それがシン・ヒョンスの第一印象だった。
ソウル市の某カフェで、JTBC 月火ドラマ『ウラチャチャワイキキシーズン2』(以下「ワイキキ2」)放送終了記念インタビューが行われた。
―『ワイキキ2』が終了しましたね。
「撮影で(共演者と)すごく仲良くなったので、学校を卒業して強制的に友人と別れなくてはいけなくなった気分です。残念で、悲しいです」
―エンディングでは、キボンが父親になっていました。いかがでしたか?
「ワイキキらしい結末だったと思います。現実では大変だったと思いますが、キボンはユリを幸せにしてあげたと思いますし、子どもにもよくしてあげていると思います。なぜ名前を“クク・セチョン”にしたのか謎でしたが」
―普段は正反対の性格のようですが、演じるのは難しくなかったですか?
「以前のキャラクターとは違いました。あんなに明るく純粋なキャラクターは演じた事がなかったので、僕の性格とのギャップがすごくて最初は大変でした。どうしたら自然になるかをよく考え、段々と飾らなくても自然とキボンになっていけました」
―キャラクターへの愛着が湧いているようですね。
「実は野球が好きで。SKワイバンスのファンなのですが、キボンを演じながら、ヲタクから本物の野球選手になった気分でした。練習場での写真を撮って、選手やコーチの方とお会いするかもしれないと覗いたりもしました。なのでキボンを演じるのはすごく楽しかったです」
―キャラクターの性格も影響したようですね。
「僕は、演じる役の性格に似ていっちゃうんですよね。キボンを演じて、前より前向きに、純粋になりました」
―視聴率へのプレッシャーはなかったですか?
「視聴率は気にしませんでした。KBSドラマ『黄金の私の人生』の撮影をしていた時、チョン・ホジン先生が『視聴率に左右されず、与えられたシーンをしっかり作っていかなくてはいけない。そうしないと全てが崩れてしまう』とおっしゃっていました。それを聞いた時、はっとしました」
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