ヨ・ジング インタビュー
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ドラマ『王になった男』は、観客動員数1千万人を超えた映画『王になった男(原題:クァンヘ、王になった男)』をリメイクした作品。
王イホン(ヨ・ジング)は、自身の命を脅かす者たちから逃げ出すため、瓜二つの替え玉ハソン(ヨ・ジング)を宮に迎え入れ、様々なことを繰り広げる物語。
ヨ・ジングは劇中、敵から命を狙われている王イホン、王と瓜二つの外見を持つ替え玉ハソンの1人2役を演じた。
―1人2役を演じる上で大変だった事は何ですか?
「気にしなくてはいけないことが多かったです。一番大変だったのは、1人2役の絵が想像できなかったことです。簡単ではなかったですが、演じながらとても勉強になりました。シーンの流れや計画をしっかり考えるようになりましたし、ワンシーンの中でアクションと感情を出す演技を一緒にやった事で、学ぶことが多かったです」
―ハソンとイホンは両極端なキャラクターでしたが、どちらが演じにくかったですか?
「僕が難しいと感じたのは、ハソンでした。イホンは全てを表に出して演じるキャラクターだったのに対し、ハソンは微妙な変化を見せなくてはいけませんでした。後半はハソンの感情を細かく繊細に表現しようと努力しました」
―『王になった男』は、エンディングで宮内のほとんどの人が血を流して亡くなりました。死と関連した結末をどう思っていますか?
「僕的には現実的な結末だったと思います。時代劇というジャンルでしたし、時代的な背景があるので、妥協しなくてはいけませんでした。苦労をしてこそ主人公が幸せになれるのではないかと思いましたし、結果的に哀切な感じを出せたと思います」
―イホンに扮し、不健全な姿は「セクシーだ」という反応がありましたね。
「その言葉を望んでいました(笑)。その姿を視聴者の方々が変に感じたらどうしようかと思って緊張していたのですが、思っていたより好評で、自信を持って演じることができました」
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