チョ・ジョンソク インタビュー
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俳優チョ・ジョンソクといえば、映画『建築学概論』ナプトゥギ、ドラマ『ザ・キング』ウン・シギョン、『ああ、私の幽霊さま』カン・ソヌ、『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』イ・ファシンなしに語れない。彼は映画『ペンバン』を通して、これまで見せてきたイメージと180度違う悪役に初挑戦した。
『ペンバン』は制御不能のスピード狂で、事業家を追うひき逃げ専門班“ペンバン”の活躍を描いた犯罪娯楽アクション映画。“ペンバン”=ひき逃げ事件だけを扱う警察内の特殊組織「ひき逃げ専門班」を指す言葉だ。
チョ・ジョンソクは、韓国初のF1レーサー出身実業家であり、制御不能のスピード狂チョン・ジェチョル役を演じた。
これまで彼は、見る人が共感を得られる演技を繰り広げてきた。特に『建築学概論』での台詞「オットカジ ノ(どうしようもないな)」は今でも使われるほどだ。その彼が『ペンバン』で人生初の悪役に変身した。
「僕がこれまで演じてきた役とは違います。なのでさらに興味深く、役を演じてみたかったです。挑戦や冒険を好むので。失敗しても挑戦し、なにかを始めるんです。ハン・ジュニ監督のオファーもすごく嬉しかったです。監督の前作『コインロッカーの女』のファンな僕としては、『ペンバン』に出演できたら楽しそうだと思いました。実際、本当に楽しかったです」
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