ド・ギョンス インタビュー
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映画『スイングキッズ』公開を控えたある日、ソウル某所でド・ギョンスにインタビューを行った。
今回の作品で、彼は年末に大先輩であるソン・ガンホ、ハ・ジョンウと真っ向対決を控えている。
19日に韓国で公開がスタートする『スイングキッズ』、それと共に公開するのがソン・ガンホ主演の『麻薬王』、一週遅れた26日に公開するのがハ・ジョンウの『PMC:ザ・バンカー』だ。
―大先輩と競うことになりましたが、心境はいかがですか?
「…それは僕がどうにかできる問題ではないので。心から尊敬している先輩方でもありますし、その方々が出演される作品と一緒に公開されるということで、どうなるか全く分かりません。結果がどうであれ、鑑賞された方々が『とても良い映画だった』と思っていただきさえすれば嬉しいです」
―劇中で披露されるタップダンスを、EXO(エクソ)としての活動の休憩時間にも練習されていたそうですね。メンバーの反応はどうでしたか?
「タップダンスじゃなかったら練習する時間がとれなかったかもしれません。タップダンスは地を踏んでいる瞬間はすべて練習に費やせるわけじゃないですか。なので十分練習できました。
初めは本当に難しかったです。僕は体を使ってダンスをしていますし、習得は難しくなさそうだと思っていたのですが、最初に習ったとき“運動音痴だったのか”と思うほどでした。映画に出てくるギスはダンスへの生まれ持った才能がある人物だったので、本当に一生懸命練習しました。EXOでの練習をしているときも休憩時間にタップダンスを踊ったり。
メンバーたちのいるところでやったらうるさいと言われてしまいましたが、それでもダンスはやりました。僕はやらなくちゃいけなかったので、申し訳ないと伝えつつやっていました。休憩時間が長いときは専用の靴を履いて、そうじゃないときはスニーカーでやりました。だんだん、僕が専用の靴を履くだけでメンバーからブーイングが起きるようになりました。『履くな』と(笑)」
―それくらい練習されていたら、癖づいてしまいそうですね。
「そうですね。いまだに足を地につけていると踊ってしまいます。映画を撮り終えても癖づいてしまって」
―実際に映画をご覧になっていかがでしたか?
「マスコミ試写会で初めて観ましたが、個人的にはすごく面白くて観ていて楽しかったです。撮影中、この映画がどう出来上がるか楽しみにしていたのですが、期待にあった編集で良い仕上がりでした。演出も良くて、涙が出ました」
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