SUPER JUNIORリョウク インタビュー
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今や“グンピルドル(兵役を終えて除隊した男性アイドル)”という修飾語を付けても良いだろう。
アイドルグループSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバーリョウクが、3年ぶりに2ndミニアルバムでカムバックし、より深みを増した感性とともにファンを迎えた。
ミニアルバム『Drunk on love』の発売を控えたある日、リョウクはソウル某所で行ったインタビューに答えてくれ、アルバム活動を再開する感想と今後の抱負などについて明らかにした。
リョウクは「アルバムをより洗練された印象に仕上げたくて、たくさん悩みました」とし、「約3年ぶりに発表するアルバムなので、軍隊に行く前からどんな曲を収録するかについて考えていました」と語った。
「除隊後、多くの方々に僕が歌う姿をお見せしたくて、これまで考えていたものを実行しようと努力しました。特に今回のアルバムには、僕だけのストーリーを盛り込みたかったんです。ファンは僕の声だけでなく、僕の考えが気になると思いました。今回のアルバムは何よりも僕の気持ちを伝えることに集中しました」
アルバムのタイトル曲「I'm not over you」は、感性溢れるピアノの旋律にリョウクの澄んだ歌声が調和したポップバラードジャンルのナンバーだ。別れた後にこみ上げるたくさんの思いを手紙に綴ったような歌詞が印象的。「I'm not over you」とともにミディアムテンポのポップナンバー「Without You」も収録されている。
そのほかにも、伝統的なR&Bジャンルをベースにした「One and Only」、明るい雰囲気のミディアムテンポのナンバー「Sugar」、軍生活中にファンのために作詞、作曲した「The 2nd Story」なども収録し、独自の多彩な音楽性を完成させた。リョウクは「僕の声が持つ長所を考えて作ったので、愛着がわくアルバムだ」と強調した。
今回のアルバムは、リョウクが2016年1月に発表した1stミニアルバム『The Little Prince』から約3年ぶりに発表するアルバムであり、リョウクが7月に37師団本部勤務隊の軍楽隊での現役軍生活を終えて初めて発表するアルバムだという点で、多くの意味を含んでいる。
リョウクは作詞に参加した曲など全7曲を収録し、ポップからR&B、アコースティックなど、さまざまなジャンルを披露する。
「ソロアルバムを準備していると、ファンへの申し訳なさがこみ上げてきました。ソロアルバムを準備すると自分自身にだけ集中する必要があり、SUPER JUNIORのメンバーではなく、ソロ歌手リョウクの姿を披露しなければならなかったので、アルバムを準備する過程を秘密にしてきました。ですが、軍生活をしながら、そういったことは無意味なものだったと気づきました」
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