キム・ジェウク インタビュー
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キム・ジェウクには、どんな役も“キム・ジェウク化”してしまう力、そこからマニアを作りだしてしまう力がある。
彼は今回のドラマ『客 the guest』でも、その魔力を再び発揮した。
デビュー初期に出演したドラマ『コーヒープリンス1号店(以下コーヒープリンス)』から彼の魅力は際立っていた。口数の少ないカフェ店員役にも関わらず、その神秘的な雰囲気で視聴者の好奇心をそそり、虜にさせた。
『客 the guest』でのキム・ジェウクも、10年前と変わらぬ特有の雰囲気で視線を引いた。
『客 the guest』は、奇妙な力によっておこる犯罪に立ち向かう霊媒師と神父、刑事の物語を描いた、韓国版リアルエクソシズムドラマだ。キム・ジェウクは、悪魔払いの弟子のユン・ファピョン(キム・ドンウク)、カン・ギリョン(チョン・ウンチェ)とともに町を脅かす悪霊パク・イルドを追うチェ・ユン役を演じた。
彼は神父の衣装を美しく着こなしたことはもちろんのこと、悪魔祓い儀式中の集中力を高めた演技や、『コーヒープリンス』以降、二度目の共演となったキム・ドンウクとの相性ピッタリのブロマンス(ブラザー+ロマンス)で、“『客 the guest』マニア”を作り出した。
最終回では作品最高視聴率の4.1%を記録して終了し、シーズン2を期待する人も少なくなかった。
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