彼らは音源成績についても語ってくれた。

ミニョク「今回のアルバムは、韓国の音源サイト『Melon』で40位くらいになれたら良いなと思います。音源サイトが改編される前、僕らがデビューしたときはいつも40位くらいになっていたのですが、改編後からは音源成績がいつも残念で」

キヒョン「僕らにはいつも音源成績が残念だという評価がついて回ります。成績を上げるためには世間性を考慮しなくてはいけないと分かってはいるのですが、あまりに合わせすぎて僕たちのカラーがなくなってしまうのは嫌なんです」

ジュホン「僕たちがカムバックするたびに衣装も話題となります。今回の衣装にも期待していてください」

キヒョン「ワールドツアーと日本ツアーを通して、多くの経験を得ました。それは、ステージの上ではいつも自信に満ち溢れていなくてはいけないということです。僕たちに自信がないと、観客の皆さんにもそれが伝わってしまうと思います。なので、いつも格好良いと考えるようにしています。そうしてこそ、ステージで格好良い姿を見せられるんです」

MONSTA Xは、今回のアルバムを通して新しい世界へとステージを広げた。デビューのときから成長記を書き続けて来きた彼らは、既存のパフォーマンスに注がれたK-POPの視線をコンセプトとしたストーリー戦略に変えた分だけ、“出会いとつながる運命”というテーマの下、新たな物語を見せてくれた。

タイトル曲「Shoot Out」は、喪失と彷徨の間で助けを求め彷徨うという、このアルバムの世界観を代表する曲だ。トラップとロック、そしてフューチャーベースが絶妙にマッチしたこの曲は、印象的なフックとメロディーで劇的な高ぶりが込められている。

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