パク・ソジュン インタビュー
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―真剣に繰り広げられたコミカルな演技ですが、演じる上で恐さはありませんでしたか。
「最初は途方にくれました。原作にある人物だったからです。ドラマで実写化することは違和感があったし、台本を見ながらトーンを掴むのが大変でした。どのようにしても設定自体が行き過ぎており、現実にはいない人物でした。そんな中でも“こういう人もいる、という雰囲気を与えられるか”というのが大きな課題でした。話し方は、想像では分かりましたが口に出すと不自然でした。自分自身が自然に感じる過程が重要でした。設定でコミカルさを活かそうとたくさん努力し、与えられた状況の中で最善を尽くそうと思いました」
―ドラマが終わった後、共演したパク・ミニョンさんと熱愛説が浮上した理由はなぜでしょうか?
「作品が人気を得たためだと思います。その結果、(劇中の)ミソ、ヨンジュンがお似合いだったので、そのような言葉が出てきたのではないかと思います。悪くは思っていません。ドラマがこのような影響も与えるんだなと思いました」
―熱愛説は以前から芸能界で噂になっていましたが、これに関して何か言いたいことはありませんか?
「こんな言葉もあったそうです。『パク・ソジュンが(『キム秘書がなぜそうか』に)パク・ミニョンを指名した』と。ありえません。キャスティングは監督がするものです。僕はそこまで影響力がある人でもありませんし、監督が気に入ってこそキャスティングされ、僕も(ヒロイン)キャスティングを待っていました。僕自身もキャスティングが確定するまで時間がかかりましたし、そんな中で僕が誰かと共演したいと言った、というのはデマです」
―パク・ソジュンをめぐる、もう一つの噂は”野望男”ですが、これはどのように思いますか。
「そうですね…以前はオーディションに落ちた時“演技ができたらどれだけ幸せだろう”と考えていました。キャスティングされてからは、“次はセリフの多い役を”と思いましたし、その次の目標は“主演で演技”でした。これは役者として当然の目標であり、野望だと思います」
―噂もあった“パク・ソジュンの全盛期”という言葉は、認められますか?
「様々な職業に従事している人々、誰にでも全盛期が訪れます。僕は今ではなく、数年後が全盛期ではないかと思っています。今は満開の時点です。広告オファーも多いですが、こうなるとは思ってもいませんでした。実際に僕は何もしていません。広告は『ユン食堂』のイメージが大きかったと思っています。不安もありましたが、耐えることよりも与えられたことに最善を尽くして見せるのが僕の役割だと思います。次にどんな作品でご挨拶できるか分かりませんが、今言ったことは変わりません」
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