坂口健太郎 インタビュー
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日本の俳優・坂口健太郎が韓国を訪問し、現地ファンを熱狂させた。
7月2日に韓国入りした彼は、3日に舞台挨拶などを通して韓国のファンと会った。日本だけではなく韓国でも高い人気を誇る彼は、日本でのリメイク作『ごめん、愛してる』と『シグナル長期未解決事件捜査班(原作:シグナル)』、更に韓国でも公開された映画『君と100回目の恋』などで、韓国ファンの熱い反応を得ている。坂口健太郎が来韓するという知らせに、舞台挨拶のチケットが1分で完売したと思いきや、2次、3次舞台挨拶まで一瞬にして満席、売り切れとなり高い人気を実感させた。また、金浦(キンポ)空港に彼を待つファンが詰め寄せ、話題にもなった。
坂口健太郎が韓国を訪れたのは、主演を務める映画『今夜、ロマンス劇場で』の広報のためだ。同映画は、クラシック映画上映館“ロマンス劇場”から現実世界に出てきたモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)と恋に落ちる、映画監督志望の健司(坂口健太郎)との魔法のようなラブストーリーを描いた、ロマンスファンタジー。
日本での公開当時、公開した週の1位を席巻、及び7週目にして累積興行収入10億円を突破した話題作だ。
4日、ソウルの某ホテルで彼にインタビューを行った。彼が韓国に来ると同時に『今夜、ロマンス劇場で』のワンシーンのように、ソウルに二重の虹がかかったと記者から賞賛されると、彼は「さすがだ坂口」と冗談を言ってみせた。
―韓国のファンと直接会った心境を教えてください。
「韓国は3回目ですが、公式的にファンと会うのは今回が初めてです。韓国のファンの皆さんからすごいエナジーをもらいました。直接お話しできてすごく楽しかったです」
―韓国で大人気だということはご存知でしたか?
「ちょっとだけ(笑)。そういうお話は聞いてはいましたが、まだよく分かっていません。金浦空港へ入国したとき、ファンの方がすごく多くてとてもビックリしました。普段からサンダルを好んで履いていてるのですが、その日もラフにサンダルで行ったらたくさんいらっしゃっていて。ありがたかったです」
―『今夜、ロマンス劇場で』は映画の中の人物と恋に落ちるストーリーですね。よくある設定だと思うのですが、どんなところに魅力を感じて出演されましたか?
「ロマンスファンタジーではありますが、それよりも美雪と健司の愛が純粋だなと、その純粋さに惹かれました。飛行機の中で初めてシナリオを読んだのですが、こみ上げてきて。悲しく、哀切が感じられて応援したくなりました。シナリオを見て泣いたりしない方なんですけどね。それもあって出演したいと思いました」
―映画のように1人の人を生涯、純粋に愛し通せそうですか?
「そう選択した健司がすごいと思います。僕なら悩むとは思いますが、その選択は出来なかったと思うので。個人的に美雪のような堂々とした女性が好きです。映画の中で秘密を告白するシーンでは可愛らしくも感じられもしましたが、やっぱり堂々としている方が好きですね」
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