コ・ソンヒ インタビュー
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「まだ実感がないです。なにしろすごく愛された作品なので…」
ドラマ『SUITS』は終了したが、女優コ・ソンヒはまだドラマの余韻に浸っている。
終了後に行ったインタビューで彼女は「いつもより辛くない撮影でした」と満足感を示した。
「共演者たちとすごく楽しく演じられましたし、監督、スタッフともふざけたりしながら大変なときも和気藹々と撮影できました」
『SUITS』は6月14日に最終回を迎え、10.7%の番組最高視聴率を記録し、有終の美を飾った。制作発表会で「15%を超えたらシーズン2」と語った公約までには至らなかったが、放送回ごとに同時間帯視聴率1位を独占し、根強い人気を証明した。
「放送序盤、小数点の差で10%を越える事が出来ませんでしたが、何せ最近の視聴率は難しいので十分満足しています。作品性は高かったですが話題性は強くなかったので、視聴率は気にしませんでした。でも最後には2桁の視聴率となって嬉しかったです(笑)」
『SUITS』は韓国最高の法律事務所「カン&ハム」の伝説的な弁護士チェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)と、怪物のような記憶力を持つ偽新人弁護士コ・ヨヌ(パク・ヒョンシク)のブロマンスを描いたドラマだ。
劇中、法務法人「カン&ハム」のパラリーガル(※)キム・ジナ役を演じたコ・ソンヒは、コ・ヨヌとロマンスを繰り広げ、もう一つのストーリーを担当した。
※弁護士の監督の下で、定型的・限定的な法律業務を遂行することによって弁護士の業務を補助する者
コ・ソンヒは相手役のパク・ヒョンシクについて「エネルギーのある人なので本人も大変だと思うのですが、他の人に力を与える役者さんでした。私もヒョンシクさんも笑わせたいという気持ちが強くて、アドリブの掛け合いが良かったです」と評価した。
コ・ソンヒとパク・ヒョンシクは『SUITS』で“ウサギカップル”という愛称で呼ばれ、愛された。“恋人ケミ”を醸し出した2人の甘いキスシーンも視聴者の目をひきつけた。
「(キスシーンを)初めて撮影するときは、明らかにぎこちなかったです。最後にキスシーンを撮ったのは3年前で、久しぶりすぎて緊張しました。“ジナの感情ができるだけ美しく、初々しく見えるようにはどうしたらいいか”と悩みも多かったですが、結果が良かったので嬉しかったです。(キスシーンのために)準備は特別しなかったですね。一生懸命歯を磨きました(笑)」
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