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STAR INTERVIEW

ソン・ドンイル インタビュー

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ソン・ドンイル インタビュー

俳優ソン・ドンイルが探偵となって帰って来た。

シーズン1の『探偵なふたり』に続いてノ・テス役を演じ、一層アップグレードしたコミカル演技で『探偵なふたり:リターンズ』を引っ張ったソン・ドンイル。

今作のノ・テスは、二階級特進もいとわず、シャーロックオタクのカン・デマン(クォン・サンウ)と共に探偵事務所を開業した後、探偵となり事件解決に挑む。彼は解決に導く決定的な一打を加える、ベテラン刑事の進化を見せた。

ソン・ドンイル インタビュー

―『探偵なふたり:リターンズ』をご覧になった心境を教えてください。

「マスコミ試写会後、記者、制作者、関係者の皆さんが面白かったと言ってくださいました。上手くいくと思います」

―前編のキャラクター設定を持ってくるために、もう一度作品を見なくてはいけなかったのではないかと思います。もう一度ご覧になりましたか?

「映画でもドラマでもなのですが、出演した作品を見たりはしません。家にTVも置いてないです。子どもの教育のために置いていないとかではないですよ。視聴者の方々、観客の皆さんが評価してくださいますし、僕まで確認して自虐したり、自画自賛したりする必要はないと思っています」

―続編が作られた気分はどうですか?

「前編から続くものを作るということが良かったです。韓国では続編が多いですが、“探偵”という素材は少なかったのでさらに良かったです。正直、前編は公開初日5万名にしか観てもらえなくて。サンウさんと5週間舞台挨拶をして、映画を観てくれと宣伝しました。すると、ヒットなしと思っていた映画が、いつの間にか観客数が270万名までいっていて、“面白いから皆観てくれたんだろう”と思いました。なので『続編を作ることになったら絶対やる』と言いましたし、CJエンターテインメントとの制作が成立しました」

―今回の映画はところどころに笑えるポイントが多いですよね。実際に台本にあったものなのか、アドリブなのか見分けがつかないほどです。アドリブはたくさん準備されましたか?

「アドリブは準備してきて撮影すると言いますが、そうではなかったです。実は僕は台本をしっかり読まないタイプで、リハーサルを重要視します。リハーサルしながら合わせていくと、『これこれやろう』という風になっていきます。良いものであれば台本になくても本番で使います。最初から約束して撮影に入りますし、今回の作品のリハーサルでも導線、セリフを合わせながら入れたアドリブがあります。アドリブは準備された範囲内でやらなくてはいけませんし、映画『ライブ』のような、セリフで意味を伝えなくてはいけない作品はアドリブを入れません」

―観客の皆さんに一つ教えていただけますか?

「劇中、グァンスさんが後ろに倒れるシーンがあるのですが、台本上では倒れると書いてあったわけではありませんでした。リハーサルのときに“高木が倒れるように演じたら面白そう”と思って、本番、(イ・グァンスが)きれいに倒れられるように、内緒で椅子を少し横にずらしておいたんです。カメラ監督とサンウさんには最初に話しておきました。特にカメラは場面を掴んでいなくてはいけないので、あらかじめ言っておきます。全体の流れからそれない範囲でのアドリブはいいと思いますが、流れからそれてしまうアドリブはオーバーだと思います」
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