イ・チャンミン インタビュー
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33歳のイ・チャンミンは、先日独立した。所属グループ2AM(トゥーエーエム)のメンバーたちもそれぞれの事務所を選び、自身は個人事務所「the Bsky」を立ち上げた。
4月11日には、彼の名前から取ったソロアルバム『the Bright sky』を発表。歌手人生の第2幕を開いたイ・チャンミンは、最近マネージャーを連れず1人で行動するという。そんな彼の姿からは、以前にはなかった余裕が感じられた。
―先日2AMと事務所を去り、独立した心境を教えてください。
「以前は他人の指示に従って行動していました。2AMとして一定の待遇を受けたけど、自ら作り出したものではありませんでした。バックに事務所の指示があって、外部の提案をもらうことも。でも今では全部自分でしなくてはならないので、多少不安もあります。すべての責任が自分にありますから」
―最近はどう過ごしていますか?
「先日、日本でコンサートを行いました。作曲も好きなので続けています。正式に売れてるわけではないけれど(笑)。一生懸命頑張ってます。ああ、引っ越しもしました。運動もまた始めようかなと」
―運動をする理由は満足感のためですか?
「減量してからプラスなことばかり多く実感するからですかね。昔は100kg以上あったので肥満体型でした。体を鍛えてから上半身を露出したグラビア写真を撮った時、周りの反応を見て非常に気分が良かったですね。その時のフィードバックは今でも忘れられません(笑)。コンサートでも露出した時の反応は確実に違いましたね」
―ソロコンサートは今回が初めてでしたよね?
「はい。日本で1月に一回やって、今回も追加公演が決まりました。ソロとしては初めて(のコンサート)なので、小さな会場にしました。おかげでプレッシャーも減り、口コミも良かったので追加公演が決まりました」
―今回のコンサートは満足でしたか?
「はい。実は発声法を3回ほど変えたんです。当初の目標は“健康的に末長く歌うこと”、2AMの時は“自分のパートを誰よりも上手く歌うこと”でした。でも『HOMME』で4人から2人になり、全パートの責任を持つソロともなると、かなりのプレッシャーで…。1時間半のコンサートで、自分の喉が持つかが一番心配でした。
今喉にポリープがあるんですよ。発声法を変えたのが幸いで、おかげで心配していた部分も解決し、それだけでも大きな成果です」
―声帯ポリープはいつできたんですか?
「2013年か2014年の初めに、ミュージカル『友達』を釜山で公演している時でした。ツアーとアルバムの準備を並行して、自分のオリジナル曲をコンサートのセットリストに入れたくてレコーディング室にも通って、演出で露出する場面があるので運動もやるから大量のコーヒーを飲んだり。その上、発声方法も良くなかったので、ある日突然裏声が全く出なくなりました。怖くて周りの人にアドバイスを求め、手術したら3週間は話せないと言われました。それは耐えられなかったので、発声法を変えたんです」
―発声法を変えたのはいつからですか?
「2014年からです。2AMの頃に時々試してみましたが、当時は部分的にのみ。チームのカラーというのがありますし、自分のポジションもありましたし、全く新しい発声法だけで歌うのは今回のアルバムとコンサートが初めてです。だからまだ身についてなくて」
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