クォン・サンウ インタビュー
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俳優クォン・サンウが、映画『探偵なふたり:リターンズ』で本物の探偵となって帰って来た。
2015年の『探偵なふたり』から3年ぶりとなる『探偵なふたり:リターンズ』は、シリーズ2作目の物語で、シャーロック・ホームズ オタクのカン・テマン(クォン・サンウ)が、刑事ノ・テス(ソン・ドンイル)と共に探偵事務所を開業し、本格的に探偵となる。ここに、前職サイバー捜査隊エースのヨチ(イ・グァンス)を迎え入れ、依頼を受けた事件を暴いていきながら起こるストーリーを描く。
クォン・サンウは、前編に続いてカン・テマン役を演じ、ノ・テス役のソン・ドンイルと共にコミカルな演技で『探偵なふたり:リターンズ』の面白さを際立たせた。そこに加わったイ・グァンスとの自然な掛け合いで、前編よりも多くの笑いを届ける。
―前作『探偵なふたり』から3年ぶりに続編で戻ってきた気分はどうですか?
「今回、“リターンズ”で戻って来れて感無量です。『探偵なふたり』の公開当時を思い出します。初日のスコアが良くなかったんですよね。続編を作成できるほどヒットしませんでしたし、正直その時は“続編が出なくてもかまわない”と思っていました」
―『探偵なふたり:リターンズ』の見所は何ですか?
「ソン・ドンイル先輩と僕が、家庭の主として、自分たちにしか分からない哀歓を持っています。責任を背負い、孤軍奮闘するところがポイントです」
―ソン・ドンイルさんとは、シリーズで続けての共演となりました。お2人の相性はどうでしたか?
「言葉も交わさずにどうやって演じたんだと思うことがありました。息がピッタリなんです。こうしようという話し合いをしたわけでもなく、何かしようとするときは、お互いアイコンタクトし合いました」
―今回新たに加わったイ・グァンスさんとはどうでしたか?
「グァンスさんはバラエティで大活躍していて、その中で作品への欲も芽生えたのではないかと思います。グァンスさんの演技を見ると、基本的にエナジーがあり、雰囲気のある人です。悠然としています。なので十分うまくやってくれると思いました。良いキャラクターにも出会えたと思います。おかげで今回の作品は豊かなものになりました。僕は基本的に、先輩でも後輩でも礼儀のある人を好むのですが、その点でグァンスさんは礼儀があって、良い後輩です」
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