ユイ インタビュー
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女優のユイ(30)が、自身の出演したドラマ『婿殿オ・ジャクドゥ』が世間にもたらした影響に言及し、満足感を表した。
ソウルの某カフェにて行ったインタビューでは、ドラマの重要な素材であった『契約の夫』という部分について考えを明かした。
ドラマの中でハン・スンジュ(ユイ)は、自身の部屋で殺人事件が起き、友人が死亡した。さらに、いつもスンジュの寝ていたベッドで殺されてしまったことから、この事件は自分をターゲットとして起きているということが分かった。独身だったスンジュは、守ってくれる伴侶を作るため、山に住む男オ・ジャクドゥ(キム・ガンウ)に「本当の夫じゃなくても良い」と言い、契約の夫として迎えることに。そしてこれを気に、スンジュはジャクドゥを本当の夫として迎え、ハッピーエンドを迎える。
「劇中、初めは『私は男なんかいなくても生きていける。どれだけ結婚を望まれても私は嫌』という女性でした。ですが、事故が起き、それが住んでいる家で、しかも自分が普段から使っているベットの上で知人が殺害されるという、私を狙った犯行でした。周りから『頼れる相手を探しなさい』と言われ、契約の夫を迎え入れる事となったんです」
彼女は、未婚の女性が先入観を持たれる現代の現状について、残念さを表しながら、共感も見せた。
「『なんで結婚しないの?する気はあるの?』という台詞の他に『もしかして何か事情があるの?』という台詞を聞いたときは、怒りの感情が湧きました。“結婚しないのは罪なの?”と。実際にジャクドゥのような男性に出会えて、私も恋をしたら結婚すると思います。でもあんな人いますかね?顔だけでなく、山で木を切って伽椰琴(カヤグム(韓国伝統の弦楽器))を作っている人が、実は無形文化財のどこぞの孫で、金持ちで…ってそんな人いないですよね。
こういったことが強要されない世の中になってほしいです。世の中もずいぶん変わりましたし、視聴者の皆さんはドラマを見ても『頼れる男性が必要』とは思われなかったと思います」
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