俳優ユン・シユンは、また新たに一つの作品を終えた。

彼は5月初めに放送が終了した『大君－愛を描く（以下、大君）』で、イ・フィ役を演じ、熱演を繰り広げた。

『大君』は、2014年のドラマ『最高の結婚』以後、TV朝鮮が4年ぶりに出した作品。これに対する期待感に、プレッシャーも相当なものとなった。『大君』は序盤、役者たちの演技で視線を引き付け、後半では視聴率が上昇し、5％突破で終了となった。“視聴率が5％を超えたら光化門（カンファムン）にてフリーハグ”という公約を立てた出演者たちは、5月9日、実際に“フリーハグ公約”を履行した。

ソウルの某カフェにてドラマ終了インタビューが開かれ、ユン・シユンは現在の心境と、これからの計画を語ってくれた。

―視聴率が5%を突破しました。心境を聞かせてください。

「正直、視聴率が5％までいくとは期待していませんでしたし、そこまでいって欲しいと思うのは欲張りだとまで思っていたので、まだ夢のようです。今はそんな夢のような状態を楽しんでいますし、今の気分を十分に味わっておきたいです。いつも作品には精一杯取り組んでいますが、これまで結果が絶望的だったものもありましたし、上手くいった作品もありましたが、作品は役者だけが作るものではないんだな、僕だけ頑張ればいいわけではないんだということを今回学びました。作品はチームプレイじゃないですか。良いスタッフに出会えることが重要だということに気がつき、みんなで一緒にやるからこそ良い結果が得られるので、関わるすべての方に感謝です」