パク・ソンフン インタビュー
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俳優パク・ソンフン(33)は、見た目と違ってかなり怖がりな俳優だった。
彼は先日のインタビューで、出演作『昆池岩(コンジアム)』に関するエピソードを明かした。
『昆池岩』は韓国で3月28日に公開し、CNN選定「世界7大ホラースポット」の一つ「昆池岩精神病院」で、7人の主人公が繰り広げる恐怖体験記。観客動員数累計266万人を突破し、人気を博した。
パク・ソンフンは劇中、昆池岩精神病院ツアーに臨むメンバーの一人、ソンフン役を演じた。病院の内部を撮影するメインカメラを担当し、迫り来る恐怖から逃れようともがく姿が観客を恐怖に陥れた。映画の中では比較的落ち着いた様子だったが、実際は怖がりだという。
―劇中、ツアーに挑んでいても落ち着いている様子でしたが、実際のソンフンさんはどうですか?
「すごく怖がりです。成人になるまで部屋の明かりをつけて寝ていたほどで、母親とよくそのことで揉めていました。親や姉も怖がりで、今回の映画は誰も観に来ませんでした。『本当にごめん、今回ばかりは観れない。代わりに宣伝しとくよ』と。僕自身は4回も観ました。試写会で初めて観た時は、怖くて途中退場も考えたほどです。ですが、マネージャーが僕よりも怖がっているのを見て不幸中の幸いと思い、最後まで鑑賞できました(笑)」
―撮影中に怖かったことはなかったですか?
「撮影中は暗い中、僕の顔を照らす小さな光だけを使っていたのですが、隠れているスタッフから監視されているということさえ怖かったです。僕は光で見えないのに、スタッフたちは光で僕を見つけられるので」
『昆池岩』の出演は彼なりに貴重な経験になったという。これまで意図的に避けてきたホラー系に思い切って挑戦し、今では違うホラー作品も観れるような気がすると話す。
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