ウィ・ハジュン インタビュー
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俳優のウィ・ハジュンは今、劇場とお茶の間を同時攻略し、世間から反響を呼んでいる。
彼は、3月28日に韓国で公開された映画『昆池岩(コンジアム)』で主役のハジュン役を演じた。『昆池岩』は、世界7大禁断の地に選ばれている「昆池岩精神病院」で繰り広げられる、7人の“恐怖体験団”の奇妙でゾッとする体験を描いた、体験型ホラー映画だ。公開から11日で観客動員数200万名を突破し、大ヒットを遂げている。
劇中で、昆池岩精神病院に恐怖体験へ向かう“ホラータイムズ”のリーダー役を演じたのが、ウィ・ハジュン。映画のヒットに続き、JTBC金土ドラマ『ご飯奢ってくれる美人の姉さん』でソン・イェジンの弟役も演じており、視聴者から反響を呼んでいる。
―『昆池岩』のヒットについて、心境をお聞かせください。周りからの反応も以前とは違っているのではないでしょうか?
「不思議です。僕だけでなく、出演者皆あっけに取られています。毎日スコア(観客数)チェックもしていて。嬉しいことですし、周りも喜んでくれています。両親もまだ映画は観れていないのに喜んでくれていて、兄と姉もです。姉はオーストラリアに住んでいるのですが、オーストラリアで絶対に観ると言ってくれました」
―撮影中、一番怖がりだったのは誰ですか?
「シャーロット役を演じたムン・イェウォンさんです。ホラー映画も観れないと言っていて、いつも怖いと言っていました。オ・アヨンさんは全く平気で、パク・ジヒョンさんも怖がる様子はなかったです」
―劇中のキャラクターは、同僚を金儲けのために利用します。こういったリーダーをどう思われますか?また、記憶に残るシーンがあるとすれば、どの部分ですか?
「シナリオを読みながらキャラを貶していました。“どうやったらこんな人間になるんだ”と思うくらいの人物で。自分の欲望のために他人を死に追いやるのが本当に嫌でした。ですが、演じなくてはならないですし、僕なりに役になりきりました。
記憶に残っている部分は、僕らが直接カメラを持って撮影したことですね。新鮮でした」
―実際のハジュンさんの性格は、映画の中のキャラクターとは全く違いますか?
「違います。僕はリードする方なので。アドバイスやサポートはあまりできないですが、迷惑を掛けることが一番嫌いな性格です」
―『昆池岩』の共演者の中で、一番幽霊役が似合いそうなのは誰ですか?
「僕が一番似合うと思います。それも悪霊が(笑)。悪霊と、ゾンビもやってみたいですね」
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