ソン・ジヒョ インタビュー
(全3ページ)
女優ソン・ジヒョ(本名チョン・スヨン)が、劇場を笑いの渦に巻き込む。ここ数年のバラエティ経験で培ったコミカルさを、演技に自然と取り入れ一層親しみやすさを持って帰って来た。
彼女は4月5日に韓国で公開が開始された映画『風風風』でミヨン役を演じた。ミヨンは“風”の伝説ソックン(イ・ソンミン)の妹であり、“風”の世界に入門するボンス(シン・ハギュン)の妻でもある。子どもが欲しいと夫を困らせ、夫よりも家庭経済に気を使う女性でもある。
そんなミヨンは、ソン・ジヒョの多彩な魅力の詰まったキャラクターだ。そのため、映画ではバラエティ・女優ソン・ジヒョの両面を見ることが出来る。映画公開を目前に控えた日、彼女にインタビューを行った。
―“風”。浮気を題材とした映画(※)ですが、観客にはどう見て欲しいですか?
※浮気のことを韓国語で「パラム」と言い、全く同じ単語が「風」でその2つがかけられた映画となっている
「題材であるだけなので、主人公4人のこんがらかった関係としてみていただければと思います。“浮気に関する話でしょ”とは思わないでほしいですね」
―久しぶりの映画出演ですが、この作品を選ばれた理由は何ですか?
「シナリオを読むと、大人だからこそ出来るような作品だなと思いました。とても面白かったですし、イ・ソンミン先輩、シン・ハギュン先輩、イ・エルさんが出演されるという話を聞いて、その中に入りたくて。“面白くなりそう”と思いました」
―映画のように浮気をされたらどうしますか?また、ご自身の恋愛の中で、交際中に他の人に好意を寄せたことはありますか?
「一度の過ちであれば許してあげても良いと思います。でも、一度は過ちですが2回目は意図的ですよね。2回目はないと思っているので、その時は覚悟してもらわないと。一番の罰は縁を切ることだと思っています。私自身は他の人に心が向いたことはないですね。1人の人を思うタイプなので。私が浮気をすることもないと思います」
―『風風風』でイ・ソンミンさん、シン・ハギュンさん、イ・エルさんたちとの共演はどうですか?
「ソンミン先輩は完璧な演技でした。隊長のように中心軸にいらっしゃって、横についていたら心強いだろうと思っていました。一番年下のスタッフまでしっかり面倒を見る姿を見て、学ぶことが多いなとも思いました。シン・ハギュン先輩は“演技の神(シン)”、“ハギュン神(シン)”と言われるほどです。なので、一度共演してみたかったんです。イ・エルさんは魅力があります。撮影しながら見ているだけでも良くって、“魅力があるっていうのはああいうことか”と思いました」
(1/3ページ)