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STAR INTERVIEW

イ・テソン インタビュー

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イ・テソン インタビュー

俳優イ・テソンは学生時代、将来を有望視される野球少年だった。韓国プロ野球界を代表するサウスポー投手、キム・グァンヒョンが彼の安山(アンサン)工業高校の2年後輩、斗山ベアーズの投手ユ・ヒグァンが中学の野球部の1年後輩だ。だが、イ・テソンは度重なる負傷により野球を諦めなくてはいけなくなり、これによって彼の人生は180度変わってしまった。

19歳で俳優としてデビューし、生まれ持った才能と容姿でデビュー直後、映画『親知らず』の主演の座を掴み取り、一躍注目を集めた。一気に“韓流スター”の仲間入りを果たした彼は、天皇に会った唯一の韓国芸能人としても記録されている。

そんなイ・テソンもいつしか30代を迎えていた。インタビューで「喜怒哀楽はつきものですね」と淡々とした自論を明かす。

「“上り坂あれば下り坂あり”と言うじゃないですか」

人生は、大なり小なり難関にぶち当たるが、イ・テソンはスポーツ選手時代に習得した精神でそれらを駆け抜けてきたという。ドラマ『黄金色の私の人生』は、そういった紆余曲折の中で出会った挑戦でもあり、機会だった。

劇中で彼は、ソ・テス(チョン・ホジン)家の長男で、結婚や子どもなど多くの事を諦める現代の若者を指す“Nポ世代”(※)を代表する人物ソ・ジテ役を演じ、9ヶ月にも及ぶ撮影を終え、気持ちもスッキリした状態でインタビューに応じてくれた。

※N(数字)+ポギ(諦める)で諦めの指数を表す。20~30代に向けて使われる新造語で、厳しい社会的状況で就職や結婚など、多くのことを諦める世代。ちなみに、3つの諦めは“恋愛、結婚、出産”、5つの諦めは、3つにプラスして“家、経歴”

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