イ・スンギ インタビュー
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3年ぶりに映画『相性』でスクリーン復帰したイ・スンギ。映画の中の姿と、現実の彼の姿は全く違っていた。
その映画『相性』は、公開6日で観客動員数100万人を超えるほど話題となっている。今作品でイ・スンギは、朝鮮最高の占い師ソ・ドユン役を演じた。ソ・ドユンは、縁談を控えているソンファ翁主(シム・ウンギョン)と婿候補たちとの相性を占い、朝鮮の運命をも変える最高の相性を探していく人物。
今回は、そんな『相性』で観客にユーモアとロマンスを届けているイ・スンギにインタビューを行った。
―『相性』が公開され、好評となっていますね。心境を聞かせてください。
「ありがたい限りです。入隊前に撮影した作品なので、現在の姿と違って見えてしまうのではないかという心配もありましたが、大丈夫なようで安心しました。本当にありがとうございます」
―この映画を選んだ理由は何でしたか?
「シナリオがすごく気に入ったんです。一瞬で読み終わるほどに。また、『観相師』の制作陣が手がけられるということで信頼感もありました。時代劇のようなジャンルに挑戦したい気持ちも常にあったので、ファンタジー系の時代劇ではなく、伝統的な時代劇を『相性』でできるならと思い、出演しました」
―出演作品の中で、ドラマ『九家の書~千年に一度の恋~』も時代劇でしたね。『相性』とは違う点が多いですか?
「『九家の書~千年に一度の恋~』はファンタジーだったので、伝統的なものとはまた違いました。『相性』は韓服、冠を被ってだったのである程度の緊張感がありました」
―今回の映画では、これまでの愉快なイ・スンギさんのキャラクターとは全く違いました。真面目すぎたのではないでしょうか?
「今までの作品には、愉快でコミカルな要素がありましたが、『相性』は僕が出演してきた作品の中で、一番真剣なものでした。そして、その役に対しての反応がとても良く、声のトーンまで良いと言われ、この方向で行くべきかなと思いました」
―シム・ウンギョンさんとの共演はどうでしたか?
「ウンギョンさんはとても真面目な方です。そして、人を感動させる温かい心の持ち主だと思います。ソンファ翁主というキャラクターと合っていて、特に『人生で愛を除いたら、何が残るのですか』というセリフは、ウンギョンさん以外には出来ないのではないかと思うほどよくハマっていて、すごく良かったです」
―イ・スンギさんの中で、相性が合う人はいらっしゃいますか?
「逆に合わない人はいないです。そこが僕の長所で、基本的に合わせようとしますし、合うと思ったらもっと近づいていこうとします。合わない、とは思わないようにしていて、作品でもバラエティでも共演した人すべて良かったと思います」
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