SEVENTEEN インタビュー
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2015年のデビューからすでに4年。13名という圧倒的な人数を誇るが、ありふれたスキャンダルもなかったSEVENTEEN(セブンティーン)。ボーカル、パフォーマンスユニットとして構成されたというだけあって、彼ら自身が、彼らだけの歌とダンスを直接作り上げ、アイデンティティを持ち、黙々と掛け抜けてきた。その結果、今やK-POPを代表するグループBIG3の一つとして知られている。
1月31日にインタビューで彼らと会った。SEVENTEENは登場するや否や、その人数の多さで空気が一瞬にして変わった。だが、それもつかの間。写真撮影がスタートすると彼らはすぐに真剣な表情へと変わった。ユニット別で撮影をしているとき、撮影をしないメンバーたちはあちこちで集まり練習する姿も見られ、時間を決して無駄にしない姿も目撃した。
撮影が終わり席に座ると、大人数に対するインタビューに“どう始めようか”と悩んでいた記者へ「人数多いですよね」と話しかけてくれた。SEVENTEENメンバーたちは明るく、ファンに向けた話をすれば涙を流し、一言一言に気持ちがこもっていた。昨年発売されたミニアルバムと、2枚目のアルバム活動をすべて成功裏に収め、K-POPを代表するグループとして名を挙げる彼らだが、今でも練習には熱を注いでいる。
S.Coups(エスクプス)「活動が終わっても、作詞作曲は続けてきました。ファンミーティングも準備しましたし、5日に発売したスペシャルアルバムの準備も一生懸命してきました。皆さんに良い姿をお見せできるよう準備しましたので、楽しみにしていてください」
ホシ「アルバム活動を終え、すぐに新アルバムの準備をしました。また、日本でのライブもありましたし、ファンミーティングに授賞式と、本当に休む暇がなかったです。活動は終わっても、走り続けています」
いつの間にか芸能生活4年目となったSEVENTEEN。長かったと言えば長く、短かったといえば短い時間だったが、彼らの成長は早かった。成功の秘訣をメンバーは“チームワーク”、“練習”と語る。
S.Coups「チームワークだと思います。それと、練習量は他のグループと比較しても引けをとらないと思います。練習中に喧嘩したり、仲直りしたりしてメンバーの仲が深まっているんです。そういったことが良い効果をもたらし、ステージでも現れるのだと思います」
ディノ「チームワークもそうですが、メンバー全員の責任感が強いです。人数が多いのでその辺が曖昧だろうと思うかもしれませんが、全員が、グループの力になりたいという気持ちが強いです。完成度の高いステージをお見せしようと常に考えています」
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