ユ・スンホ インタビュー
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(以下、ドラマのネタバレ含む)
「『ロボットじゃない』は今までの作品の中で一番幸せな作品でした」
そう語るのは、俳優ユ・スンホ。
ソウル江南(カンナム)区某所で、ドラマ『ロボットじゃない』終了記念インタビューが行われた。ドラマ撮影後に風邪を引いてしまったというユ・スンホだが、そんな中でも『ロボットじゃない』に対する愛情と、演技への情熱を語ってくれた。
最終話の放送日まで撮影をしていたという彼は、未だに余韻が残っているという。『ロボットじゃない』は低視聴率ではあったが、作品に込められた情熱は桁違いのものだった。
「視聴率に関しては、僕も少し残念に思うところはあります。でも、視聴率を除いては監督の演出も良かったですし、全てが完璧でした。大多数の方から、ドラマが上手くいかなかったので僕がこうしてインタビューを受けるとは思わなかった、と言われましたね。僕も作品の視聴率だけを見ていたら、インタビューは受けなかったと思います。ですが、僕は今回のドラマに参加できたこと自体がすごく良い経験でしたし、ドラマを自慢したかったんです」
―視聴率が低迷した理由は何だとお考えですか?
「僕らだけで下した結論は、MBCストライキの影響と、タイトルに“ロボット”が入っているから馴染みにくいと思われてしまったのではないか、というものです。残念には思いますが、その数字だけでこのドラマを評価したくなかったですし、僕にとっては今まで出演してきたドラマの中で一番良い現場でした。もしかしたら、これからも一番記憶に残る作品かもしれません」
―ドラマに対する愛情が深いですね。
「僕自身も、このドラマにここまで愛着が湧くとは思いませんでした。撮影中もずっと楽しかったんです。普通は、視聴率が高くて結果が良いからこそ作品に愛情が持てるものですが、今回は変ですね。『ロボットじゃない』は視聴率も良くないのになぜでしょう(笑)」
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