チャ・テヒョン インタビュー
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20日に公開するファンタジー映画『神と共に』は、簡単に言えば、あの世へ行った消防士ジャホンの話だ。共に出てくる死神もいるが、ジャホンが“7つの地獄”を通過しながら彼の人生を静かに振り返り、隠してきた暗い過去と真実も一つ一つ明らかにされていくというものだ。
そのジャホンこそが、俳優チャ・テヒョン。ジャホンは主人公でありながら、ゴールを決めるストライカーの座を他の誰かに譲らなくてはいけない立場でもあった。『神と共に』のシナリオが来たとき、彼はジャホンを任されるのだろうと直感したという。1年を費やし、40億をかけて華麗な特殊効果を使用した同映画は、第1部、第2部を同時製作し、韓国映画界では初の挑戦となった。
公開を目前にした彼との対話で、彼が間違いなくジャホンであるということを改めて実感した。
彼の持つ無邪気さと善良な精神は“寂しい亡霊”ジャホンとマッチし、映画をしっかり支えている。その精神は、俳優チャ・テヒョンをさらに際立たせる原動力でもある。
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