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STAR INTERVIEW

チョン・ウソン インタビュー

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チョン・ウソン インタビュー

俳優チョン・ウソンが、11ヶ月ぶりにスクリーンへ帰ってきた。

12月14日から韓国で公開となった映画『鋼鉄の雨』で主演を任され、北朝鮮内クーデターにより、北のナンバーワンを連れ韓国に避難してきた北朝鮮の最高要員、オム・チョル役を演じた。オム・チョルは命令を遂行するため死力を尽くす一方、韓国で出会った外交安保理主席クァク・チョル(クァク・ドウォン)と共に一触即発の核戦争危機を食い止めるため、奮闘する。

チョン・ウソンは冷徹ながらも人間味あふれるキャラクターを作り上げ、体当たりのアクションまでこなした。北朝鮮の平壌(ピョンヤン)なまりを駆使し、また違った印象の新鮮さを見せた彼に、作品に対するさまざまなことを質問した。

―公開に先立ち、11日のマスコミ試写会、VIP試写会で『鋼鉄の雨』は好評でした。心境をお聞かせください。

「うれしいです。VIP試写会でも“歴代級”という賞賛をいただきました。『映画良かった』、『面白かった、よくやった』などの声が聞けてよかったです」

―今作は、大ヒット映画『弁護人』のヤン・ウソク監督の最新作ですよね。100%のノンフィクションではありませんが、今の北と南の情勢が映画に込められています。映画に現実的な問題を含めることは簡単なことではありませんが、見事に完成させた監督をどう思われますか?

「ヤン・ウソク監督は、本当に良い代弁者です。自分のやりたい話題を投げ、大胆に推し進めていくことができる方です。そして試写会まで一度も自身を疑うことはなく、普通の監督とは違うなと思いました。普通の監督なら焦りを感じますし、そういう面でもヤン監督は確信を持っていたんだと思います」

―主演俳優として、作品に対する満足度はどのくらいですか?

「まだ分かりません。良い反応を受けていることには“良かった”と思っているくらいで。満足感を感じて、それがすべてではないので」

―“チョン・ウソンが出る作品”という、世間の期待感があります。“今回はどんな姿を見せてくれるのだろうか”という意味でもあると思いますが、俳優としてこういったことに対するプレッシャーは感じますか?

「全役者の宿命です。前作が良かったからと、その役者を好きになって期待していただけるのであれば光栄なことです。ですが、期待に応えなければならないという責任感も同時に沸き起こります。結局は、本質的な部分でキャラクターや映画が何を伝えたいのかというメッセージをしっかり伝えることが大事です。なので、そういった期待は“付属”と考えます。映画を選ぶ理由にはなりません。自分の力を最大限発揮して、その期待に応えられることを願うのみです」
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