キム・ジフン インタビュー
(全3ページ)
俳優キム・ジフンが、検事服を脱ぎ、平凡な姿で帰ってきた。
キム・ジフンは、10月5日に終了したMBC週末ドラマ『恋する泥棒~あなたのハート、盗みます~』で、家族の復讐のために検事になった、ハン・ジュニ役を演じた。彼は50話という長編ドラマでチ・ヒョヌ、ソヒョンらと共にドラマを引っ張ってきた。
今作を通して、辛い過去を背負ってきた複雑な感情の人物を、卓越した演技力で演じきり、役者としてまた新たな道を開いた。
今回のインタビューでは、同ドラマについて、俳優としてのこれから、人間キム・ジフンの話、などを語ってくれた。
―『恋する泥棒~あなたのハート、盗みます~』で検事役を演じ、50話という長編をこなされました。大変だったことなどはありましたか?
「台詞が多く、その台詞を無駄なく言わなくてはいけなかったのですが、それが簡単ではありませんでした。あと、キャラクターの性格が完璧主義だったので、最大限、一息で台詞を言い終えようと努力しました。大変ではありましたが、演劇の要素も取り入れながら演じました」
―ハン・ジュニとして7か月間過ごしてきて、キャラクターに対する愛情も大きいのではないかと思います。実際ハン・ジュニとご自身で似ている点はありますか?
「ハン・ジュニは、一人で生きているような人物です。家族も捨て、友達もいない。勉強だけをしてきた人で、他の人物とはかけ離れているようなイメージを持たせたかったです。実際僕も、ハン・ジュニというキャラクターと似ている部分を持っています。冷たく冷徹な時もあり、不義を見れば我慢できない時もあります。今まで僕が演じてきた全てのキャラクターは、僕の中にある何かと共通点がありましたね」
(1/3ページ)