スターとは、ファンがいてこそ存在できる。ファンの熱烈な支持と応援こそが、まさにスターが存在できている理由であり、人気の根源だからだ。

デビュー2年目のボーイズグループNCT（※）のマークは、歌手パク・ジェジョンの心までも掴んだ。彼は「マークへの気持ちを数字で表すなら無限大」というほど、マークの熱狂的ファンだ。

※2016年4月にデビューしたSMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。NCTは新しいメンバーの導入が自由であり、メンバー数の制限がない新しい概念のグループであるため、マークはメンバーで唯一、NCT Dream、NCT127、NCT Uの3つに所属している。

パク・ジェジョンのマークへのファン心は、お互いの所属事務所SMエンターテインメントとMYSTICエンターテインメントのコラボレーションバラエティ番組『雪だるまプロジェクト』でも明らかとなった。果たして、パク・ジェジョンの心を掴んだマークの魅力とはいかなるものか。

STARNEWSは、SMTOWN事務所地下にあるカフェにてインタビューを行った。

顔にまだあどけなさの残るマークは「地下に練習室があるので、ここに来ることが多くなりました」と話し、注文したサンドイッチを口に入れた。デビュー後初インタビューということで初めは緊張していたと言うも、だんだん解けてきた様子で色々な話をしてくれた。

―最近のことについて教えてください。

「NCT Dream（エヌシーティードリーム）の活動を行っています。合間合間に、音楽バラエティ番組『雪だるまプロジェクト』のコンサート準備もしながら、最近はSMTOWNのライブにも参加しました」

―NCTとしてデビューし、歌手活動をしてみてどうですか？

「正直、想像していたものとは違いました。ステージ上の姿だけを想像していたのですが、ステージを降りてからの世界も広く…新しいものでした。約1年が経ち、学んだことも多いです。今はいろいろなことに慣れて、適応していっているところです」

―“ステージを降りてからの世界”とは？

「一番は“関係”だと思います。常識的な基本の礼儀も必要で、守らなくてはいけないこともありますし。時間を守ること、第一印象、そして人脈のようなものも重要だったり。良い人たちとお仕事することが本当に良いことだということも学びました。メンバーたちと宿舎にいる時が一番リラックスできるということにも気が付きましたし。ハハハ。結果的に家が一番ということです」

―SMエンターテインメント（以下SM）とMYSTICエンターテインメント（以下MYSTIC）がタッグを組んだ『雪だるまプロジェクト』にも出演されましたよね？マークさんにとっても良い経験となったと思います。

「はい、笑っているうちに終わったかのように、最初の撮影から面白くて、毎回撮影を楽しみにしていました。ユン・ジョンシン先輩、ヘンリー兄さん、パク・ジェジョン兄さん、皆さん優しくて、良い経験と思い出になって残っています。音楽の面でも勉強になりました」

―SMとMYSTICの初コラボレーションプロジェクトでしたね。自身がそういった番組にメインで出演すると聞いた時の心境はどうでしたか？

「本当に運が良いんだなと思いました。パク・ジェジョン兄さんが僕のファンだということで始まったプロジェクトだと知り、感謝の気持ちでいっぱいでした。僕が願っていた機会というよりは、運が巡ってきて与えられた機会だからこそ、感謝しながら一生懸命臨もうと思いました」

―『雪だるまプロジェクト』へ出演し、ファンや周りの人の反応はいかがでしたか？

「番組内で、僕のリアルな表情や行動がそのまま映し出されていましたが、ありがたいことに皆さんそれを温かい目で見てくださったようです。僕のありのままの姿をもっと見せられる機会が増えたら良いなと思います」

―『雪だるまプロジェクト』出演陣が準備したライブは開催されますよね？どんなライブになるのか、簡単に紹介してくれませんか？

「SMとMYSTICのコラボレーションライブなので、これまでにない新しいものをお見せできると思います。すでにSMTOWNライブでジェジョン兄さんとステージに立ってみましたが、僕自身にとっても新しいものでした。様々なステージがあるので目からも楽しめると思います」