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STAR INTERVIEW

チャン・ドンゴン インタビュー

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チャン・ドンゴン インタビュー

俳優チャン・ドンゴンが、犯罪アクション映画『VIP』で3年ぶりにスクリーンに帰ってきた。

2014年『泣く男』以来の映画出演となる今作は、韓国の国家情報院(以下、国情院)とアメリカのCIAの企画として北朝鮮から来たVIPが、連続殺人事件の容疑者として指名され、そこに4人の男たちが各自目的を持って対立する模様を描く映画だ。劇中、チャン・ドンゴン演じる国情院の要員パク・ジェヒョクは、事件を隠蔽しようとする過程で北朝鮮のVIPが想像以上の危険人物であることを知る。

チャン・ドンゴンは今作で『泣く男』に続くノワールジャンルに挑戦した。彼の前作を観た人からすれば「似ているのでは?」とも思えるだろう。なぜ再びノワールを選んだのか?そんな質問を投げかけると「好きなジャンルなので」と答えた。

「『泣く男』の後、『7年の夜』を先に撮影したのですが、公開が先送りになってしまい、今回の作品を先にお見せすることになりました。『VIP』に出てくる香港のシーンで、撮影後にモニター確認をした時『泣く男』を思い出しました。見た目にも似ていて。それでも完全に違う人物のように、イメージを変えようとしましたが、似て見えるかもしれませんね」

―今作で演じたパク・ジェヒョクに対し、愛情を抱くほどキャラクターが良かったと聞きました。

「パク・ジェヒョクが一番良かったです。過去と現在があり、そして変化していく人物で。キャラクターが魅力的でした」

―今作に対する評価を聞かせてください。

「撮影した後、そのシーンごとに現場で編集されるところを見ました。これをくっつけてみた時にどうなるのか、他の俳優さんのシーンもあったりして気になりました。そしたらシナリオより面白くて。シナリオではセリフが多く、状況や雰囲気を予想だけしていたので、実際に観たら予想していたより緊張感もありました」

―今作は主演俳優さんが多かったですね。

「その分、激しいアクションも前の作品たちに比べると少し楽な気がしました。気持ち的な負担も他の俳優さんたちと分け合えたので」

―共演者に対する印象を聞かせてください。

「まず、イ・ジョンソクさんは愛嬌のある末っ子です。ですが、申し訳ないと思うほどの行動をしました。ジョンソクさんと初めて会って撮影したシーンが、ジョンソクさんを踏みつけるシーンで。後輩は後輩ですが、手荒くしなければならず心苦しかったです。キム・ミョンミンさんとは初めてお会いしたのですが、想像とは違ってムードメーカーで、すぐに仲良くなれました。立派な俳優さんですし、どう演技されるのか見入ってしまいました。パク・ヒジュンさんは一言で言うと、とても面白い方です。でも2人だけだとまだぎこちないです」
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