パク・ミニョン インタビュー
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『七日の王妃』の撮影を終えたパク・ミニョンにインタビューを行ったカフェにて、カフェの片隅に“There is only one happiness in life to loved and be loved”(人生で得られる確かな幸せは、愛し、愛されることだ)という文字を見つけた彼女は、それを指差し「シン・チェギョンがまさにこういう人物です」と語った。
(下記ストーリーのネタバレあり)
パク・ミニョンが出演した『七日の王妃』は、朝鮮の歴史上、王妃の座についた期間が最も短い悲運の女性、端敬王后を題材にした時代劇だ。
彼女は、中宗(チュンジョン)と燕山君(ヨンサングン)、2人の男性から愛される、シン・チェギョン役を演じた。シン・チェギョンは廃妃となり王宮を去ってしまうが、年老いてから中宗と再会するという結末が話題となり、未だに視聴者からは多くの声が届いているという。
「とても大変な撮影ではありましたが、精一杯演技に取り組み、最後を迎えられてホッとしています。未だに余韻が残っていますが、きちんとリセットできそうな気がします」
―夏の時代劇に出演されるのは、『幻の王女チャミョンゴ』、『Dr.JIN』以来、3作目ですね。厳しい暑さの中、丈の長い韓服を着て長時間の撮影に挑むのは容易いことではなかったと思います。
「夏の史劇は毎回大変です。今年は例年より湿度がさらに高く、汗が止まりませんでした。脱水症状にもなったり、夏バテからか撮影後半はご飯ももろくに食べられませんでした」
―演じられたシン・チェギョンは、悲劇のヒロインのように感情の起伏が激しいキャラクターでしたね。演じる上で、大変なことはありませんでしたか?
「毎日泣いたことを除けば、大変なことはありませんでした。中国でのドラマ撮影直後だったので、中国語でセリフをこなすことに比べたら…。今作のドラマ自体が“悲劇”だったため、お涙ちょうだい的なドラマになるだろうと、ある程度の覚悟はしていました。感情を思いっきり表現したかったので、勢いにのって演技したことが功を奏したように思います」
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