ステージで歌い、踊っていたアイドル歌手ソ・ジェヒョンが、新人俳優となり帰ってきた。

彼は2012年、アイドルグループA-JAX（エージャックス）のメンバーとしてデビューした。2015年に入隊し、今年1月に除隊後グループを脱退、俳優へと転身した。

ウェブドラマ『バンパイアの花』で主演を任され俳優としてデビューし、MBC『番人』にマ・ジンギ刑事役として出演、地上波デビューした。

―アイドル歌手を辞め、地上波ドラマに出演した心境を聞かせてください。

「1月に除隊し、ドラマ『番人』と出会えたことが嬉しかったです。個人的には、俳優として地上波デビューというのが嬉しいです。まだ足りないところが多いのでたくさん学び、現場で先輩たちと監督について、一生懸命やりました。悔いが残る部分もありますが、周囲から成長したと言ってもらえたので良かったです」

―初作品のウェブドラマ『バンパイアの花』では演技力論議がありましたが、今回は自然な磨きのかかった演技を見せてくれました。秘訣はありましたか？

「その作品ではバンパイア役ということで、表現するのがとても大変でした。人間ではないものは難しく、監督のディレクション通りにやってみても完璧にはできませんでした。今回ドラマ撮影をしてみたら、人間同士ということでやりやすさを感じました。そういった気持も表れて、良い評価をしていただいているのだと思います」