トニー・アン インタビュー
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SBSの人気バラエティ番組『アラフォー息子の成長日記アラフォー息子の成長日記(原題:ミウンウリセッキ/憎いうちの子)』(※)に出演中の歌手トニー・アンは、亡くなった父の納骨堂を訪れ、熱い涙を流した。生前、親孝行ができなかったことを後悔している息子の、切実な父への思い。
※独身アラフォー芸能人をスタジオから実の母親と一緒に観察するリアルバラエティ番組
『アラフォー息子の成長日記』出演以降、一挙手一投足に興味を持たれ、アイドルグループH.O.T(エイチオーティー)として活動していた頃のように毎日が夢のようで、不思議だと話す。心臓疾患により、動くことすらままならなかった母は、番組を機に劇的に体調が回復して行ったと、満足気に話していた。
よく焼かれたステーキを記者に分けてくれる彼からは、一層余裕さえも窺えた。
―最近、お変わりなかったですか?
「最近はほぼ、コンサート練習をするか、『アラフォー息子の成長日記』の撮影で毎日を送っています。その他には、僕が新事業を何個か準備していて、ミーティングが主体となっています」
―いろいろとお忙しいでしょうが、ファンの方々は、主に番組でトニー・アンさんを見ることができるじゃないですか。『アラフォー息子の成長日記』出演で人気が上昇していますが、出演者としてはどうですか?
「ハハハ。本当に驚きのプログラムでしょう。僕らの一週間をダイナミックにしてくれる番組です。『アラフォー息子の成長日記』へどんな姿で出るかによって、僕の1週間のライフスタイルが変わります。『アラフォー息子の成長日記』の次の日には、フィードバックがたくさん寄せられます。片付いていない汚い僕の部屋が公開されると『ちょっとは片付けて』、具合が悪くて病院に行く姿が放送されれば『大丈夫?』、『酒を減らせ』、『嗜好品減らしなよ』といった言葉を、どこに行っても言われました。最初は過剰なストレスを受けるほど、『アラフォー息子の成長日記』という番組の影響力を強く感じました」
―それくらい注目されているということですね。バラエティ番組で興味をもたれるというのは、H.O.T時代とはまた違った感じですか?
「そうですね。そして、これは僕が想像もできなかった人生です。番組に母と出演できたことも、運が良かったんだと思います。個人的に、メイキングはほぼH.O.Tの時のイメージです。反応がとても良くて、ある時PDに『視聴率100%なのでは?』と冗談を言ったくらいです。最初はストレスになりましたが、今では適応できています」
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