キム・ジェウク インタビュー
(全3ページ)
「モ・テグがこんなに人気になるとは思いませんでした。」
好評の中終演したOCNドラマ『ボイス』の見所は、緊迫の展開と、それを引きたてた俳優たちの好演だったと言えるだろう。特にモ・テグ役のキム・ジェウクの演技は視聴者の大絶賛を受け、「悪役史を塗り替えた」と讃えられるほど抜群の存在感を放った。
キム・ジェウクの活躍と比例して、『ボイス』の最終回視聴率はケーブル・衛星・IPTV総合世帯基準で平均5.6%、瞬間6.4%を記録し、15話連続トップという有終の美を飾った。(視聴率調査会社ニールセン・コリア、全国基準)
「キム・ジェウクの再発見」という評価について、本人はどこかピンときていない様子だった。それもそのはず、2002年にドラマ『勝手にしやがれ』でデビューしたキム・ジェウクは、『コーヒープリンス1号店』、『悪い男』、『メリは外泊中』、映画『徳恵翁主』などの豊富な経験の持ち主。『徳恵翁主』では本物の日本人のようだと絶賛され、今回は極悪人として人気を博した。
「“再発見”と言われ続けてもう10年目です。もちろん演技を高く評価してもらったのは嬉しいですよ。でも同じ評価を10年も聞き続けているので、今作が終わってからも特に変わらないんだろうなと思っています。これが自分の運命だと思って受け入れなきゃ(笑)」
(1/3ページ)