ヨン・ウジン インタビュー
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俳優ヨン・ウジンにとって、ドラマ『内気なボス』はどんな作品だったのだろうか。
『内気なボス』は視聴者の意見を積極的に取り入れ、ストーリー前半から台本修正や撮り直しまで行ったが、結果は出ないまま最終回を迎えてしまった。
『内気なボス』は“超内気なボス”ウン・ファンギ(ヨン・ウジン)と“超社交的女子”チェ・ロウン(パク・ヘス)の二人が織りなすロマンスドラマ。残念ながらドラマの評価は落ちていったが、ヨン・ウジンの演技はむしろ真価を発揮していた。
例えばチェ・ジヘ(ハン・チェア)の自殺を聞いた時の彼の演技。涙なく深く悲しむ姿に、視聴者は思わず言葉を失ったことだろう。そうしてヨン・ウジンは黙々と、その先のストーリーを引っ張って行った。
彼の俳優人生においても、『内気なボス』は大きな影響を与えたようだ。思い出すだけでも涙がこみあげるような、そういう作品だと彼は語る。
「撮影当時を振り返った時、涙が込み上げてきました。周りから何かと言われましたが、この作品は自分自身を振り返るきっかけにもなったし、(内気キャラは)幼い頃の自分を見ているようでした。役作りのため自問自答し続け、そんな悩みのせいで体重も落ちてしまいましたが、自分を省みることのできた大切な作品でした」
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