チ・チャンウク インタビュー
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―初の主演映画ですが、ご観になった感想はいかがですか?
「落ち着きませんでしたね。自分の作品を見るのはどうしても慣れなくて。映画館で見ると、画面も音もさらにダイナミックでしょ。大勢の観客と一緒に見るのって、変な気分でしたね。感想を色んな方から聞かれましたが、観客のポジションからはなかなか考えられませんね。かなり緊張しましたし、後悔の念に駆られもしました」
―何を後悔したんですか?
「“映画”自体に神経を使いすぎたことですかね。周りの先輩や同僚から『ドラマと映画は違う』と聞かされていたので、無駄に意識しすぎた気がします。実際終えてみると大して違わなかったし、ちょっと構えすぎていたかなって後悔しています。映画もドラマも一つの“作品”ですが、あえて違いを言うなら映画の方が少し展開が遅いってくらいかな…。細かいところまでフォーカスしたりしますからね。システムの違いもあると思いますが、演技においては結局、同じでした」
―初映画のノルマ(興行成績)についてはいかがですか?
「とにかく赤字にならないことを願っています。俳優人生初の映画なので、僕という存在をスクリーンに刻み込んでおきたかったんです。それ以外は、楽しく撮影できれば十分だと思っていましたが…実際はかなり大変な作業でした。今思えば楽しい思い出ですが」
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