KangNam インタビュー
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「ん~本当に美味しいです。僕クリームパスタ好きなんですよ」
「あ~ダイエットしなきゃ。僕痩せたらカッコいいんです」
美味しそうにパスタを食べるKangNam(30・滑川康男)は笑みをこぼした。もりもり食べて空腹を満たし幸せそうに笑う彼は、テレビで見る明るいキャラクターそのものだった。
芸人顔負けのギャグセンスでブレイクした彼だが、最初は歌手として業界にデビューした。
2011年にグループM.I.B(エムアイビー)のメインボーカルとしてデビューし、シングル3枚、EP2枚、アルバム2枚を発表。ソロアルバムを出すこともあった。
KangNamはM.I.B解散を機に、芸能人として第2の幕を開こうとしている。ソウル江南区(カンナム)チョンダム洞付近のレストランでインタビューした彼は、「話したいことが山ほどある」と口を開いた。
―初っ端から難しい質問になってしまいますが…。今年の初め、M.I.Bの解散が発表されましたね。
「はい、解散しました。昨年すでに解散した状態だったのですが、メンバーのYoung Cream(ヤングクリーム)がチームを抜けて、残りのメンバーの契約も満了したので。僕だけは延長しました」
―解散に関しては以前から色々な噂が出回っていましたね。真相はどうなのでしょうか?
「(解散の)話は2年前から出ていました。音楽の方向性の違いが一番の理由ですかね。『ミュージックバンク』でブラジルに行ったときかな?メンバーが、事務所の社長に話すことがあると言い出しました」
「個人的にはチームを続けたかったんですが、皆考えが違って。JTBCバラエティ番組『学校に行ってきます』の撮影が終わった頃、メンバーたちはすでに社長と話をつけ、グループ活動も当分休むことになりました。その頃僕はバラエティで波に乗っていたので、ひと段落するまで黙っておくことにしました」
―解散が決まっているのに口外できなかったということですが、大変だったのではないですか?
「本当に大変でした。番組でM.I.Bはなんで活動してないのかと聞かれても、答えられないんですから」
―ファンに後ろめたい気持ちもあったのではないですか?
「本当に申し訳ないです。すでに終わったことを終わってないように振舞って…騙したのと同じですから。数少ないファンだから余計に。すでに気付いていたファンもいれば、最後まで信じてくれた方もいました。番組をやりながらもずっともやもやしていて…。正直に話せず申し訳なかったです」
―メンバーたちとの関係はどうですか?
「今もよく連絡してるし、仲は良いですよ。練習生の頃から一緒に寮生活をしながら頑張ってきた仲間ですから。誰にも非はありません。それぞれやりたいことがあるだけです。皆うまくいくことを願っています」
―デビュー当時は非常に期待されていたグループでした。心残りはありませんか?
「そうですね。頑張ったのにうまくいきませんでしたから…。タイガーJKさんにも色々お世話になったし。若かったし、何も知らずただ走り続けてきました」
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