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STAR INTERVIEW

チャ・テヒョン インタビュー

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チャ・テヒョン インタビュー

俳優チャ・テヒョン(40)の持ち味は、“親近感”だ。映画『猟奇的な彼女』をはじめ、映画『過速スキャンダル』、ドラマ『プロデューサー』など、華麗な経歴を持つ俳優だが、バラエティーで見せる姿といえば“面白いお兄さん”。40を過ぎた彼だが、中年ではなく少年のような雰囲気を醸し出している。

そんなチャ・テヒョンが再び、コメディ映画『愛してるから』(チュ・ジホン監督)に出演する。『愛してるから』は、突然の事故で他人の身体に乗り移る力を手にした男が人々の恋のキューピッドになることで、幸せな奇跡を起こしていくというコメディ作品。彼は主役のイ・ヒョンを演じ、自慢の明るいエネルギーと熟練の演技で観客を魅了する予定だ。チャ・テヒョンは作中、様々な人の身体に乗り移り、様々な俳優と演技の息を合わせた。

「共演の皆さんが僕と演技を合わせてくれたので、大変ではありませんでした。ソン・ドンイルさんやペ・ソンウさんとは共演した経験があったので、うまく息を合わせてくださいました。キム・ユネさんは、幼い上に、女性でありながら男性の演技をしなくてはならなかったので、たくさん話を交わしましたね」

チャ・テヒョン インタビュー

好感度の高いチャ・テヒョンのコメディ演技は、安心して見られる。しかし、これまで見せてくれた演技と重なる部分が多いためか、「また似たような映画か」との指摘もある。なぜこの映画を選んだのか、チャ・テヒョンに聞いてみた。

「まず内容がよかったからです。確かに前作の映画『ハロー!?ゴースト』と似ている部分もあったので心配もありましたが、故ユ・ジェハさんの歌を素材にしているということも、大きな価値がありました。歌をたくさん入れられなかったのは心残りですが“ヒーリング(癒し)コメディ”というジャンルが気に入りました」

『愛してるから』は、ドラマ『雲が描いた月明かり』とドラマ『また、オ・ヘヨン』で全盛期を迎えたキム・ユジョンとソ・ヒョンジンの出演もあり、公開前から注目されている。チャ・テヒョンはその状況に驚いていた。

「ソ・ヒョンジンさんとユジョンさんが売れて嬉しいです。珍しいことだと思います。1人だけならまだしも2人とも絶好調で驚きました。今年は異常ですよ。同じ所属事務所でソン・ジュンギさんとパク・ボゴムさんもいい結果を出しています。うちは大手でもないのに、同じところで2人も同時に売れるなんて驚きです。何でなんでしょうね?」

チャ・テヒョンはソン・ジュンギ、パク・ボゴムと長年同じ事務所に所属している。3人の仲の良さは芸能界でも有名だ。ソン・ジュンギとパク・ボゴムは尊敬する先輩として常にチャ・テヒョンを選んでいるし、共演したい人だともコメントしている。

「数日前、『KBS芸能大賞』でパク・ボゴムさんが僕と共演したいと言ってくれました。でも、本気かは分かりません。僕もその場にいたからじゃないですかね(笑)。僕はボゴムやジュンギとは共演したくありません。キャラクターも合いませんし。兄弟ならアリかな」

チャ・テヒョン インタビュー

チャ・テヒョンは俳優としてだけではなく、バラエティでも活躍している。彼は2013年から4年間、バラエティ番組『1泊2日』にレギュラー出演している。出演を決めた当時、3年を目標にしていたというチャ・テヒョンは、すでに目標は達成していると語った。

「今年はキム・ジョンミンさんに大賞を受賞させることが『1泊2日』の目標でしたが、それも達成しました。僕ももう5年になります。もはや辞めたくても辞められません。映画やドラマのキャラクターとバラエティでのイメージがそう違わないので続けていますが、もし悪役を演じることになりイメージが相反するものになれば、未練なく『1泊2日』を辞めるでしょう」

味気ない答えだったが、彼の言葉からは俳優とバラエティタレント、両方への愛情が窺えた。長年愛されている彼の経験値が感じられる瞬間だった。

「私の名前をネットで検索すると、“バラエティタレントとしてのブランド価値が高い”と出てきます。来年の目標は、並行して俳優としてのブランド価値も高めることです。もしそうなれれば、おそらく史上初なんじゃないでしょうか。そのためには『1泊2日』ももっと頑張らなきゃいけませんね。これからも水に落ち続けなくちゃ、ははは」

チャ・テヒョンが語る“俳優”と“芸能人”…そして“目標”(インタビュー)
キム・ミファ記者
(c)STARNEWS
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