SHINHWA インタビュー
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ある夏の日、エリックがメンバーを呼び集めた。「一杯飲もうよ」。次の日に仕事を控えたシン・ヘソン以外の全員がエリックの家に集まり、飲み会は翌日の朝まで続いた。
エリックと同じマンションに住むシン・ヘソンが早朝に家を訪ねたところ、まさに“SHINHWAらしい”光景が目の前に広がっていたという。エリックの自宅のリビングには、酒に酔ったメンバーたちがパンツ一丁であちこちに横になっていた。
SHINHWAが20年続いた秘訣。それはまさにこの「パンツ飲み会」だ。彼らの間に“礼儀”などはなく、その仲は“兄弟”の域に達している。
2月13日に発売するSHINHWAの13枚目のアルバム『13TH UNCHANGING-TOUCH』には、タイトル曲「TOUCH」をはじめ全10トラックが収録。「TOUCH」はスタイリッシュなメロディーラインが印象的な曲で、無関心によりすれ違う恋人たちの未練や悲しみを歌っている。
ニューアルバム発売前の昨年12月末、ソウルのあるカフェでSHINHWAのインタビューを行った。
―今の心境は?
イ・ミヌ「1月から13枚目のアルバム活動が始まりますが、これまでのSHINHWAとはちょっと違います。普段夏に活動することが多かったので、冬は何だか新鮮ですね。アルバムを出す時は、世間の目よりも常にファンのことを考えています。今回も様々な活動を通して、たくさんのファンに会いたいと思っています。釜山(プサン)と大邱(テグ)でのコンサートも決まったし。ファンに会えると思うと、今から心が弾みますね」
―活動時期を変えた理由は何でしょうか。
イ・ミヌ「何か変化をもたらしたかったからかな」
アンディ「これまでとは違う冬のイメージで、暖かい新たな一面を見せたかったからです」
エリック「それぞれの入隊での4年間のブランクを経て久しぶりに全員揃ったとき、入隊前よりも一生懸命活動しようと心に決めました。それまではデビュー日(1998年3月24日)に合わせてアルバムを出すことが多かったので、主に夏に活動してきました。これまでと違う感じを出したくて、1月のリリースを決めました」
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