ニュース コラム グッズ 来日情報 お問合せ

全コーナー一覧

サイトマップ

▼検索したいコーナーをお選びください。

STAR INTERVIEW

オム・ジウォン インタビュー

(全6ページ)
オム・ジウォン インタビュー

映画『Missing:消えた女』(イ・オンヒ監督作)は、娘を探しながら翻弄される母親のストーリーだ。また、娘と共に消えたベビーシッターのストーリーでもある。女優オム・ジウォン(39)はこの作品で、5日間の追跡劇を繰り広げる母親ジソンを演じた。バツイチで子どもを他人に預ける非正規雇用労働者への世間の目は、とても厳しい。周囲の人々に白い目で見られながら、消えた娘とベビーシッターを、母親は独りで探すしかないのだ。

映画『ソウォン/願い』に続く不憫な母親役だったが、オム・ジウォンは躊躇せずに引き受けた。なぜ彼女は“イメージダウン”も厭わず、この映画で母親を演じることに挑戦したのだろうか。50回以上の撮影の中、2回目の撮影以外はすべて参加したというオム・ジウォン。彼女の話から、映画についての自信と愛情が伝わってきた。

オム・ジウォンが何よりも気に入ったのは脚本。手にして、その場で読み終えたという。台本を読み終えた時は、何とも表現できない感情が沸き上がってきたらしい。すぐにマネージャーに連絡して出演を決めた。3年前、『ソウォン/願い』で児童性的虐待被害者の母親として熱演した経験があるため、また母親を演じることに抵抗はなかったと語った。

「『Missing:消えた女』に出演すると話すと、多くの関係者の方に『すごく面白い作品ですよね』と言われました。『なぜ引き受けなかったんですか?』と聞くと『悩みましたけど、商業的に…』との答えが返ってきて。商業映画とはっきりは分類できないかもしれないけど、紛れもない商業映画ですし、面白いストーリーなのになぜ悩むのか理解できませんでした。私はこの映画で正面突破したいと思いました」
(1/6ページ)
≪前へ
次へ≫