俳優チュ・サンウク(38)はJTBCドラマ『ファンタスティック』で、自らをより高められる新たなキャラクターに出会った。『ファンタスティック』は余命わずかのドラマ作家と大根役者のトップスターの恋愛を描いたラブコメディ作。高い完成度で視聴者に感動と笑いを届け、好評を博した。

序盤で話題になったのは他でもなく、チュ・サンウクのコメディ演技だった。大根役者のトップスター、リュ・ヘソンの“大根演技”でお茶の間に笑いを届けたのだ。

24日に行われたインタビューでチュ・サンウクは、同作のコメディシーンについて「不安でしたがウケがよかったです。『演技が“上手”』が何よりもの褒め言葉です」と笑った。

参考にしたのは、セリフを読み上げてくれるスタッフの棒読みだという。

「シーンの調整のために、ヘアメイク担当がセリフを代わりに読んでくれたことがあって。『あ、こうすればいいのか』と思いましたね。でも、予想以上に難しかったです。私もデビュー当時は下手だったはずなのに、なかなか再現できなくて。ちょっと新鮮な衝撃を受けました(笑)」