ユ・スンホ インタビュー
(全5ページ)
映画『キム・ソンダル』は観るまでもなく、"乙女のための"物語。大同江(テドンガン)(※)の水を大金で売りさばいたという伝説の詐欺師キム・ソンダルにユ・スンホ(23)がキャスティングされた時点で、想像に難くない。
※朝鮮半島の北西部を流れる河川
ユニークな詐欺師として帰ってきたユ・スンホは、名前からしてどこかおじさん臭い"キム・ソンダル"を、爽やかなイケメン詐欺師に変身させた。スクリーン一面に映る彼の笑顔は、思わず笑みがほころぶビジュアル。朝鮮時代を舞台にしたコメディー劇からレオナルド・ディカプリオ主演の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の香りが漂うのは、まさに彼のおかげだ。デビュー後初めてコメディーに挑戦したユ・スンホは、「観客が笑っている姿を見ると幸せ」と満面の笑みを浮かべた。
「人々が楽しそうに笑う姿を見ると、僕も嬉しくなります。芸人の方はきっとこんな気持ちなんでしょうね、また違った嬉しさです。いつになるか分からないけど、あと一回くらいは"壊れ"ても良いかなと思います」
(1/5ページ)