あらすじ
子供の頃、兄の通っていた学校を訪れたジェハ(イ・スンギ)は、兄をいじめていた友人に向かって刃向かっていった。
そんなジェハは、気の弱そうないじめっ子の子分に背中をボールペンで突かれてしまう。
何とか事なきを得たジェハ。彼を傷つけたのはキム・ボング(ユン・ジェムン)だった。
それから数年後、父である王が亡くなり、兄が王となったとき、ジェハは兵役を終え、社会に戻ってきた。浮かれているジェハは、上官から出された書類に目を通さず、適当にサインをする。
しかしその書類というのは、16カ国の将校たちが集う世界将校大会(WOC)への参加承諾書だった。
もし参加しないのであれば、一般人として生きていけと兄に言われてしまったジェハは、やむなく参加。しかも南北の将校たちがひとつのチームとなり、北朝鮮の女性将校ハンア(ハ・ジウォン)と組むことになる。
そんなハンアは、だらしないジェハが許せない。
二人は葛藤しながらも訓練にいそしむが、ボングの差し金で、二人が結婚するというスキャンダルが報じられる。
ところがすでにジェハの心はハンアに向かっていた。
ある日サッカーの慈善試合でスピーチをしたジェハは、その場で彼女に対する気持ちを打ち明け、偶然にもハンアがそのスピーチを聞いてしまう。