あらすじ
上司の評価が不当だと、警察署の前で人事考課の改善を叫び一人デモを行う女性警察官ボンソン(イ・ジア)。
整った顔立ちとは裏腹に、口を開けばヒステリックに悪態吐いて、毎度上司を辟易させている。
署の前でめちゃめちゃに騒いだあと、ボンソンはチーム長から懲戒処分か心理療法、どちらかを受けろと迫られて、しぶしぶテファ(チョ・ミンギ)の研究所を訪ねる。
本人は自覚していないが、ボンソンはうつ病にかかっていたのだ。
両親の不在が関係しているのか、情緒不安定で誰といても猜疑心がぬぐえない。
声をかけただけで神経を逆立てる彼女は、同僚の警察仲間にとって"目の上のこぶ"状態で、白々しいおべんちゃらや馴れ合いを嫌う性格から、恋人はおろか友人すらいない。
テファの研究所を後にしたボンソンは、スクーターに乗ったジェヒ(ユン・シユン)と衝突しそうになり、男顔負けのクールな対応をしてジェヒの関心を引く。
気安く近づくジェヒに興ざめのボンソン。
このとき、まだ2人は知らなかったのだ。
2人が恋に落ち、それから周囲が目まぐるしく変わっていくということを…。
猟奇的とも取れるボンソンの言動に惚れこむ後輩のマル(イ・ギグァン)や、ジェヒの同業者であり彼の才能と情熱を心から欲するCEOファヨン(ハン・ゴウン)、イイ男に目が無いボンソンと腹違いの妹ダル(ソ・ヒョリム)。
意地悪で人付き合いがとことん苦手な女性警察官ボンソンと2つの顔をもったモテ男ジェヒ、2人の恋の行方は…!?