あらすじ
三流の人生を一流にしてくれるのは愛だけだ。ここに、何も持つものがなく人間的にも弱点だらけの二人の男女がいる。誰が見ても三流の人生を生きてきた彼らは、愛を通じて夢をつかみ一流になる。一人でいる時はしがない存在だったが、愛する人には夢をつかむことができる力と勇気を与えられる貴重な存在になること、それがこのドラマで描こうとする美しい愛の奇蹟だ。このドラマの登場人物たちは、各自それぞれの成功を夢見る。しかし、成功のために走る道には差がある。ここでは本当の成功のキーワードを'人'に置こうとする。本当に成功した人生は富と権力を得た人生ではなく'人'を得た人生という意味だ。見えない所で他人の成功を作り出す'マネージャー'という職業を通じて、真実の人間関係が成功を作る鍵だということ見せてくれる。
狭いトイレの中。カーテンで仕切ってシャワーをあびるソラとヨンビョンウを見るパダが気兼ねなく話し合う姿から、平凡ではない兄と妹の日常は始まる。周波数がよく合わないラジオを抱えて屋上に駆け上がるソラ。ラジオでは'チォンシルホンシル'が流れていて、これはソラにドフンとの結婚が迫っていることを暗に示す(ラジオは重要な場面で登場する)。三十歳の誕生日を迎え、ドフンと旅に出る事を約束したソラは、震える心でドフンとの初夜を準備し、パダの監視を避けるために嘘までつくが…。